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2013年9月

2013年9月28日 (土)

『エリジウム』お勧めです。

はい、みなさん、こんばんは。N・淀川です。
今夜ご覧なるのは『エリジウム』・・・エリジウムってなんやろ?
これは・・・宇宙の植民地の名前ですね。地球は人口が増えて
環境汚染で、今住んでいるのは貧乏人ばっかり、宇宙にいるのは
お金持ち。そんな未来の話ですね。
地上は人がうじゃうじゃいて、地面には緑がない、瓦礫と砂埃で
いっぱい・・・なんやこの風景、みたことあるぞ、思ったら
この映画の監督、ニール・ブロムカンプ監督は『第9地区』を
撮った人。そのときの南アフリカの風景に何やら似てますね。
さあ、地球におるマックスという男、前科持ちで、ひどい環境の
工場で働いてた。そして工場で・・・とうどう事故にあいますね。
大量の放射線を浴びて「もうあなた、5日の命ですよ」言われた。
ロボットに、まあ、あっさり言われちゃうんですね。
でも地球上では病院も殆ど野戦病院みたいで、治しようがない。
こうなったら宇宙に、エリジウムに行くしかない。エリジウムには
お金持ちの市民専用の、病気でもケガでも、あっという間に
治してくれる機械があるんですね。さあ、どうやって宇宙船に
乗るか・・・宇宙船を手配してくれるギャングがおるんですね。
よし、お前、宇宙船に乗せてやる、けどお金持ちの市民の頭から
パスワードを盗んで来い、それが条件や、言うんですね。

さあ、前作の『第9地区』は低予算やったけど、面白いアイデアで
観客の度肝を抜いた。本作品はぐっと予算も上がって、マット・
デイモン、ジョディ・フォスター
というスターも呼んできた。
特撮、VFXもすごいですね、見事ですね。砂埃の地上と、ビバリー
ヒルズみたいな宇宙のコロニー、アクションも盛りだくさん。
さあ、この見事なSF、見事なアクション、楽しんでご覧ないね。

*****

なかなかの面白作品です。主役がスーパーヒーローではなく、
むしろ病人、という(笑)。でも星飛雄馬の大リーグ養成ギプス
みたいなもので余命5日の割に、元気に頑張っています。
目的はエリジウムで放射線障害を治すことなんですが、
この医療機械というのがなかなかすごくて、殆ど魔法の機械。
地球の人間が埃っぽいゴミゴミしたところにうじゃうじゃ群れて
いるリアルさに対し、宇宙のほうは殆どお伽噺的なパラダイス。
セキュリティ甘すぎとか、ツッコミどころが多いですが、
そんな細かいところはどうでもいいくらいに、VFXやアクションが
楽しめます。格差社会がどうのという風刺もあるんでしょうけど
1級の娯楽作品として見れば十分かと思います。オススメです。

↓押してよ、その火を飛び越えて~♪


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2013年9月23日 (月)

HOME COMINGの面白食品

かめのてさんのお店探訪 その4
HOME COMING イオンタウン名西店

名古屋市西区にあるイオンの中にある食品中心の雑貨店。
かのヴィレッジ・ヴァンガードさんがやっている食品系のお店で
HPを見る限り、この屋号のお店は3軒しかないみたいです。
その3軒のうちでも、写真で見る限りは一番小さめに見えます。
ヴィレヴァン特有のごちゃごちゃ感はむしろ控えめで、通路も
まっすぐ作ってあり、コーナーは棚を丸くとって、自然に店を
1周できる作り。棚も基本体はあるのですが、組み合わせや
装飾、天井から吊るした棚などの組み合わせで、POPな感じに
なっています。もちろん、中身の商品も楽しげなものばかり。
印象はKALDI COFFEE FARMさんに近いのですが、
国産のもの中心で、KALDIさんとの違いは、パッケージが
面白いもの、どんな味するんだろうと思わせる「ちょっと
食べてみたくなるもの」で勝負しているところでしょうか。
簡単に言うと「ふざけたKALDI」という感じです。
雑貨は少な目で、本は入って右手にあります。食を中心とした
品揃えで『孤独のグルメ』の久住さん原作のマンガとか、
普通に料理本とかもあります。
ヴイレヴァンさんお家芸、一言POPも殆どの商品についています
(書店に比べて、やや薄味ですが)。
できたてのお店だけに、キレイですが、もうちょっと経つと
あのヴィレヴァンさん独特のごちゃごちゃ感や猥雑感が出て
くるのでしょうか。それとも食品だけに、このさっぱり感で
勝負するのでしょうか。しばらく経ってからまた行ってみたい
お店ですね。

写真はHPより転載しています↓
Th_8a23_2

*****
キング・オブ・コントを見てたら1時間経っても本編が始まらないし
なんか3組目あたりのトリオが、大声でギャギャー言ってるところで
消してしまいました。ネタはともかく、何で薄めて伸ばすような
番組作りをするのか、制作側のセンスを疑いました。
あれじゃあ、期待感よりチャンネル変える人が多いんじゃないだろうか。

↓キミ、それはランキングボタンやのうて、エアロスミスやないか。


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2013年9月21日 (土)

『リバーサイド・チルドレン』待ってました!

リバーサイド・チルドレン
梓崎 優著 東京創元社2013/09刊 おすすめ度:★★★★☆

日本人少年のミサキは、カンボジアでストリート・チルドレン
として、川べりの小屋で数人の少年たちと共に暮らしている。
仕事として廃棄物のゴミ山を漁り、資源ゴミを拾っては、
スクラップ業者に二束三文で売り、最低限の生活をしていた。
ある日、そこでの仲間の少年が殺されてしまう。
墓場に住む別のグループ「墓守」たちと対立する事件を経て
次々と少年たちが何者かに殺されては、
異形な姿で発見される事件が起きる。
誰が何のために、この殺人を犯し、死体に奇妙な装飾を施すのか。

2010年、『叫びと祈り』でデビュー作から大注目された梓崎優の
初長編。ミステリファンは待ってました!という感じでしょうね。
ということで、私も発売直後に買いました!
今回も前作同様、外国を舞台としながら、主人公は日本人少年。
この少年がなぜカンボジアで、ゴミ漁りをしながら生活をしている
のかは、物語の中盤で明かされます。
カンボジアというのは、Wikipediaによれば国民の半数が、1日に
2ドル以下で暮らす貧困層だそうです。実際、本書に出てくるような
ストリート・チルドレンやスラムに住む人々は大勢いるんでしょうね。
そういった経済情勢を背負った物語なので、非常に重い作品ですが
詩的とも思える格調高い文章で、ミステリという枠に留まらない
美しい小説として昇華しています。
本格ミステリ度とエンタメ性は低めですので、★4つにしていますが
非常に優れた小説という意味ではお勧めです。
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*****
世間様は3連休でしょうが、私は月曜、仕事ですので、
普通の週末です。
今日は栄(矢場町)のLOFT、ジュンク堂などを覗いてから、
デパ地下に行ってお惣菜やら甘いものを買って、夕食は、
デパ地下食のパーティとしゃれこみました。
スーパーには無さそうな、お惣菜というテーマで選んだのですが
我ながら、外国文化コンプレックスがあるようです。

「こういう食材だと、なんかご馳走に見えるあるある」

アボカド:最近ではどこのスーパーでも普通に売っているけど
いまだに自宅で調理されては出てこない、魅惑の脂っこい野菜。
バジル:バジルソースとか何かハーブ的な緑色のどろっとした
ものがかかっていると、イタリアーノな気分になります。
グラタンっぽいもの:チーズがオーブンで焼かれてむにょっと
なって熱々な感じのあれ。食べるとどれも同じようなものだが
気分はヨーロッパ。
キッシュ:どんなにだし巻卵がうまくても、あの見た目の何か
おフランスな感じに、参りました、と早くもパリジェンヌに降参す。

デミグラス・ソースは最近では、もうその権威、後光は失われ
「ハンバーグのソースでしょ」と、私の中では株が下がりました。
最近の若い人たちは、お弁当にキッシュが普通に入っているのだ
ろうか。そして上記の文章を読んで、このおじさん何言ってんのと
思うのでしょうか。

しかし実際のところ、そういう洋風なホワイトソースをオーブンで
ハーブをナニして焼きました、みたいなものは口に入るようには
なったのですが、胃腸的には「日本人はおでんに冷酒がうまいね」
みたいな感じの年齢になったため、実は今、胃がもたれているのです。

↓かめのてが作ったブログは、果たしてブログランキングのベスト
10に入っているのか!!・・・・・・第!・・・・・・63位!(あ~~)


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2013年9月19日 (木)

『わたしの宇宙』メタ漫画の行方

わたしの宇宙』1巻
野田彩子著 小学館IKKIコミックス2013/08刊 
おすすめ度:★★★★☆

星野宇宙(うちゅう)と真理(しんり)は一卵性双生児の高校生。
2年に進学し、新しいクラスが始まったところから、物語は幕を
開ける。クラスメートのアリス(フランス人のクオーター)は
宇宙に興味を覚え接近するが、宇宙はずる休みをして登校しない。
そんな中、不穏な動きを見せる祖谷(いや)は、誰かに見られて
いることに恐怖していた。宇宙はその秘密を知っているのだった。
つまりこの世界はマンガ「わたしの宇宙」の中であり、主人公は
自分であると・・・。

いわゆる「メタ構造」を持ったものですが、これはもう
メタ構造そのものが主題のマンガですね。
最近ではドラマで『泣くな、はらちゃん』というのが面白かった
ですが、あれはマンガから飛び出した主人公はらちゃんが、
自分がかつていた世界がマンガだったと知る内容でした。
つまり飛出した世界は現実(実際はドラマという虚構なんですが)
ということですが、このマンガはあくまでマンガの中。
登場人物の一部だけが「自分たちを見ている存在」に気付いて
います。こんな変なマンガ、アイデアは思いついても商業誌で
普通連載しますかね?この後、どう話を展開させオチをつけるか
楽しみなマンガです。内容は変ですが、絵は達者です。
フリーハンドの線をうまくつかった、味のあるいい絵ですね。
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*****
うちの奥さんは、がちゃがちゃが好きで、買物にでかけると、
置いてあるがちゃがちゃを必ずチェックします。
10円安いからと、5%オフだからと、ポイント5倍だからと
スーパーをはしごする女が、がちゃがちゃにいとも簡単に
200円を連続投入するのが、不思議でなりません。
その200円があれば、乾きモノばかりの私の昼食はもう少し
豪華になるのに、と思うのですが。
それから、買物から帰るなり「ダブったわ!」と、ダブッた
アイテムを私にぶつけてくるのは止めて下さい・・・と
この場を借りてお願いするものであります。

コップのフチ子さんと、ショッカー戦闘員のコラボ。
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↓押すまでここを動かないから!


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2013年9月16日 (月)

未来屋書店名西店レイアウトがいい。

かめのてさんのお店探訪 その3
未来屋書店名西店 2013/9/15付

9月3日に「イオンタウン名西店」の2FにOPENした未来屋書店
さんに行って来ました。
未来屋さんといえば、その前に熱田区のイオンさんの中にもOPEN
されていましたが、熱田のお店は床・天井・壁・棚から台車まで!
全部真っ黒という、遠くから見たら真っ暗けなお店でした。
ここ名西店さんも、基本黒いのですが、照明がダウンライトでは
なかったのと、奥の児童書と、向かって左手の古本コーナーが白い
ので、真っ黒書店ではありませんでした。
熱田はカッコイイ、しぶいを通り越して、やりすぎな感じがして
いたので、ここはちょうどいい感じに思えました。
文房具屋さんはくっついていなくて「23station」という
文房具の専門店が別にありました。

こちらのお店の特徴は大きく2つ。まず古本売場があること。
未来屋さんの古本併設店は初めて見ました。新刊本の黒い売場に
対比させて白メインの売場は、古本なのに本がキレイな印象を
与えていていいですね。その奥にある、なんだか古めかしい本は
いわゆる「新古書」ではないビンテージ本コーナーらしいのですが
これはちょっと私にはよくわかりませんでした。
本の買取では、自店で購入時のレシートがあると30%UPとか
お客様感謝デーには5%UPとか、さすがイオン系の本屋さん。
50冊売るとプラス500円というのも、景気がいいですね。

もうひとつの特徴は、雑誌と実用書の並列ですね。これは実に見事に
レイアウトしましたね。健康雑誌と家庭医学や健康法の本とか、
ライフスタイル雑誌の並びに冠婚葬祭や家事などの本とか、
絵の描き方の本の対前に、カメラ雑誌と写真集・・・などなど。
ユーザー目線のカテゴライズを追及した作りになっています。
これは案外やれそうでやれない本屋さん側の努力だと思います。
たぶん本屋さんとしては、雑誌は雑誌で固まっていたほうが管理を
しやすいでしょうにねえ。立派です。
こどもの本の売場は、壁や棚を白でまとめて、明るい売場で
賑わっていました。ただ絵本の表紙を見せた陳列は、1番上の棚に
手が届かないほど高いよ。ここは減点(笑)。

ということで、未来屋さんの最新のお店、さすがだなあ、と感心して
帰って来ました。もっと本を見たかったのですが、昼酒の影響で
立っているのが、だるくなってしまったのです。
・・・あ、感心ばかりして何も本を買っていない!(笑)

↓次回は同じイオン名西の「HOME COMING」です。
 そんなわけで、ランキングボタンを押して下さい。


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2013年9月15日 (日)

「赤い鳥」で昼酒うまし

かめのてさんのお店探訪 その2
赤い鳥(名古屋駅前)2013/9/15付

さてお店探訪第2回の前に、東急ハンズ(名古屋駅前)に行き、来年の
手帳を購入。毎年使っているLABCLIPというブランドのAgenda
という胸ポケットに入る手帳がお気に入りです。これはハンズとかLOFT
とかに行かないと手に入らないので、早々と購入しました。
この手帳のよさは
① ポケットサイズ ②ビニール・カバー ③月間カレンダーと
翌月のカレンダーの間に4ページのメモがある点。

① ポケットサイズはいつでも携帯できるという利点。
② ビニールカバーは名刺などを挟める利点があります。
その点、同じポケットサイズでもダイゴーの手帳はビニールカバーが
ないので、ダメなのです。
③ メモページには3Mの大き目のポストイットが1ページに2枚
貼れる、というのも重要。ポストイットをTODOリストとして
使うので、小さい手帳でも書いては剥がしすれば無限にページが
あるのと同じことなのです。このやり方はここ数年、私の中で
定着しておりまして、他の手帳は使えなくなりました。

さて、ハンズの後、昼酒を飲もうと名古屋駅付近を検索したら、
マ・メゾンというビアバーを発見。クロスコートタワーというビルの
地下に行ったところ、なんとそこには焼き鳥屋、おでん屋、すし屋など
昼から飲める店が揃っており、愛知では有名な魚の店、まるは食堂もあり。
こんなところに昼酒スポットが!マ・メゾンも各社のビールが飲めるので
捨てがたかったのですが、昼間は酒の肴というよりハンバーグランチ、
みたいな感じだったのでパスして、「赤い鳥」という、童話的な屋号ながら、
屋台ふうのオープンな店構えの焼き鳥屋に入りました。
唐揚げがうまし!醤油っぽい味付けがよく、鶏の肉質がよく柔らかくて美味。
つくねも、よく固いボソボソしたのがありますが、ここのはホロホロとした
食感で、これもうまし!シメには親子丼とかきしめんのつけ麺もあり。
さすがに昼間から飲んでいる人は少なく、ランチとしてご飯ものを食べている
お客が多いようでした。ビール生中はキリン一番搾り500円。
この焼き鳥屋も含め、なかなかこのスポットは気に入りました。日曜だった
せいか逆にお客は少な目でした。むしろ平日のほうがオフィスの住人たちで
賑わっているのかも知れません。今度は夜に来たいですね。
こちらはお店のHPです↓

http://www.torisige.co.jp/business2/shop/?id=2

↓俺の酒が飲めねえのか!俺のランキングボタンが押せねえのか!

 


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お店探訪/グリーンプラザ平和堂

書評だけではアクセス数が伸びない!ので、急に変なコーーナーを
始めます。題してお店探訪。有権者の皆さんに訴えたいのは、
かめのてこと私が、買物に行ったお店のことで好き勝手にトークを
するというものであります。別に店舗デザインや建築の専門家でも
ない、一介の高級官僚に過ぎないので(ウソ)、素人目線であることは、
あらかじめご承知おき下さい。

かめのてさんのお店探訪 その1
グリーンプラザ(名古屋市緑区)2013/9/12付

1Fがスーパーと書店、2Fはホームセンター、昼間でも結構車が
停まっていましたので、はやっているのでしょうか。
立地的には住宅街の中、という感じなので、スーパー、ホームセンター
道を挟んでスギ薬局、とお買い物には便利ゾーンなんでしょうね。
ホームセンターはジャンボエンチョーさんで、ここはほぼ素通り。
1Fに下りると、なんだか床タイルもきれいで、なんでもこの8月に
スーパー平和堂さんと正文館書店さんがOPENしたらしいっす。

まずは書店のほうは、60坪くらいの典型的なスーパーの中の本屋さん。
雑誌と実用書、児童書が中心の品揃え。文庫は壁面のみ、コミックすら
壁面でわずかな量。文芸書は正面にあるベストセラーのコーナーのみ。
完全に奥様向けと割り切った感じで、それはそれでいいかな。
料理本は通常、表紙を見せる雑誌用の棚に入っていることが多いですが
ここは全部、棚差しになっています。その分、ワープロ打ちの紙をパウチ
した見出しプレートが細かく入っていて、選びやすくなっていますね。
カウンターは木調で、その脇にある柱や防火戸の鉄扉も木目調のシート
貼りになっていて、シックな感じを損なわないようにしています。
が、せっかくの内装的な配慮におかまいなく、なにやら目隠しのつもり
なのか、平台に包装紙を貼り付けて、それもびりびりに破れています。
こういう包装紙をその辺のダンボール箱に貼り付けて台にしたりとか
ありがちですが、客から見るとみすぼらしさ満点なので、やめた方が
賢明かと思いますね。

平和堂さんのほうに移動しますと、ここはさすがに全国チェーン、
洗練されていますね。グロサリーは蛍光灯、生鮮惣菜部門は、
スポットライト、という最近スーパーでは主流の照明。
スポットライトは、天井に付属したレールにつけているお店も
ありますが、ここが天井に溝を彫って、そこにつけてあります。
レールの上に埃が積もるのを嫌ったのでしょうか?
野菜売場のおしまいのところに、合わせ調味料とドレッシング、
たれのコーナーがどーんとあってびっくり。こんなの初めて見ました。
サラダ野菜の横に、ついで買いのためにドレッシングを置いている
のは見かけますが、これだけどどーんとひと島揃えてあるのは
なかなかの迫力。スーパー通の妻も「むむ、できる」とうなって
いました。「肉の隣に焼肉のたれ、というのはよくあるよね」と言うと
「フッ、あれはね、仕入れ元の違いに過ぎないんよ。お客の利便性とか
そういうのじゃなくてね。ケッ」などと冷笑される。

値札のついている、プラスチックのレール状のものには、
Delicious foodsとか書いた紙が挟まっていて、そこに値札カードが
入っています。これもただ値札だけじゃ味気ないので、おしゃれに
見えます。こういう細かい装飾も、結構ポイントですね。
パンの売場では特定ブランドのものに、デザインされたボール紙が
敷いてあり、そこのコーナーだけフジパンでもヤマザキパンでもない
なんだかうまそうなパンに見える演出があります。
私は本屋が好きなので、本屋で考えると、こういう「この棚だけ
ちょっと違いますよ演出」をすればいいのに、と思いますね。
たとえば、文庫本だとこっちの端からあっちの端まで全部同じサイズの
本が整然と並んでいてつまらないんですよね、見た感じ。
でも途中に色の違う棚があるとか、ちょっと出っ張っているとか
なんか「ちょっと違う感」が真ん中へんにあると、どりゃ何があるんだ
と思って見に行くじゃないすか。そこで何か結構個性的なフェアとか
やってたら、楽しいんじゃないかと思いますけど。

↓ランキングボタンか・・・何もかもみな懐かしい。


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2013年9月13日 (金)

『教場』教官が慧眼過ぎて怖い

教場
長岡弘樹著 小学館2013/06刊 おすすめ度:★★★★★

『傍聞き』がヒットした、長岡弘樹による、警察学校を舞台にした
連作短編。

第1話。
落ちこぼれと噂される平田、それに輪をかけて劣等生の宮坂。
しかし新たに着任した教官である風間は、宮坂に目をつけ校内の
スパイにしてしまう。
スパイ・宮坂からの情報で風間が気づいたことはなんだったのか。
だがそのとき、宮坂に死の危険が迫っていた。

第2話。
楠本と岸川は仲がよかったが、岸川は最近脅迫状めいた
手紙に悩まされていた。そんな岸川に「犯人を石抱きの拷問に
合わせて吐かせろ」と冗談まじりに言う楠本。
そこにまたもスパイ宮坂の情報で風間が動き、楠本の窮地を救うが
風間はすべてを見通していた。

第3話。
友人どうしの鳥羽と稲辺。白バイ警官を目指す鳥羽は
音から移動速度を割り出すほど抜群の聴力を持っていた。
無断外出の濡れ衣を着せられた稲辺のアリバイを、鳥羽は証明
できるにも関わらず、それをしない。風間の慧眼はその理由を
見通しており、鳥羽に稲辺に謝るように促すが・・・。

第4話。
元ボクサーの日下部と「調達屋」の異名をとる樫村。
成績がふるわない日下部に、樫村はあるものを「調達」して
やろうと話をもちかけるが、それは罠だった。この「調達」の
裏にあるものに気付いた風間はもう何でもお見通しなのだった。

第5話。
スズメバチに刺されたことのある由良は、次にまた
刺されたら、アナフィラキシーショックで死ぬのではないかと
恐れている。そんな中、パトカーを使った実習の車内にハチが
入り込む事件が起きる。由良はある男が仕込んだのでは
ないかと疑うのだが・・・。

第6話。
成績優秀な都築は、卒業を控えて「卒業生総代」の座を
狙っていた。それには職務質問のコンテストで優勝することが
必須と思われた。卒業文集編纂委員を押しつけられた都築は、
まだ作文を出していなかった宮坂に原稿を書かせようとするが
宮坂は、彼の職質のやり方にダメ出しする。都築は総代の地位を
獲得できるのか。

0911

よく読んだ内容を次から次へ忘れてしまうので、今回は軽く
ストーリーを要約してみましたが、なかなか大変でした!
ホームズばりに、細かな情報の断片からその裏を見通す
風間教官が凄すぎます。
あと、警察学校ってこんなんなの?と、その軍隊式の
制度やフンイキが怖くなります。
私も風間教官同様、これから警官になろうと思う諸君に
やめておけ、と言いたいです。

↓顔が汚れて力が出な~い。ランキングボタンを押して~~。


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2013年9月 6日 (金)

『自分を変える教室』美人先生の面白授業

スタンフォードの自分を変える教室
ケリー・マコグニガル著 大和書房2012/10刊 
おすすめ度:★★★★☆

ベストセラー本を今頃読む(笑)。電子書籍端末Lideoで何を
読もうかな~と見ていたら、これが安かったので(笑)。
『自分を変える教室』って、邦題は当たらずとも遠からずで、
The Willpower Instinct‎』は、普通なら『意志力の研究』とか?
直訳で『意志力の本能(衝動)』とかだと変だし・・・よく考えると
『自分を変える教室』はうまい邦題という気がしてきたぞ(笑)。
美人先生の写真を使った帯もうまいね。
いや、出版社の販売戦略の話ではなかった・・・。

ということで、この本のターゲットとしているのはこんな人。
・ダイエットが続かない
・禁煙したいができない
・ついネットサーフインしてしまうような悪習慣が抜けない
・大事なことを先延ばしして目の前のことに飛びつく
こういう人たちに、何も「鉄の意志を持て!」と言う本ではなく
いろんな心理実験の事例を引きながら、意志の力をコントロール
していこうという本です。いやむしろ人間の意志力なんて、
本当は自分をよい方に導いてくれるものではなく、
脳やらホルモンやらの働きに支配されていて、意のままになる
もんではないんだよ、ということを言いたいんだと思います。
原題が「意志力の本能」としているのは、人間の意志はカラダの
行動原理の支配下にあるので、そのことをよく知った上で
自分にとって本当に最適な選択をしていこう、ということかなと
思いました。

実験の例では、目の前のお菓子を食べずに2分待てば3倍もらえる
として、今目の前にあるお菓子に手を出すかどうかというのを、
人間とチンパンジーに競わせるとか(もちろん人間が負ける!)
まずいジュースを数分後に自分が飲む場合、数か月後に飲む場合、
他人が飲む場合、どのくらい飲めるかを言わせる実験とか
(もちろん数分後に自分が飲むのが一番少ない!)も面白い。
ハンバーガー店で「サラダ」などのヘルシーメニューがあると
よりハイカロリーなものを注文してしまう傾向がある(サラダは
注文しないのに)という事例も興味深い。いやそもそも
サラダを食べたらハイカロリーなもののカロリーが、軽減される
わけでもないんですが。そのあたりは、販売戦略の罠ですね。

0905

この本にはやたらチョコレートとかクッキーが出てきます。
チョコレートを食べるのを我慢する実験もよく出てきますが
そんなにアメリカ人はチョコ好きか?そんなに我慢できないか。
大の大人が(笑)。

よく考えると、私はダイエットもしてないし(むしろ貧相さには
かなり自信がある)煙草も吸わないし、ギャンブルもやらないし
(運がないことは結婚した時点で悟った)、酒もほどほど、
ジャンクフードをカウチに寝そべってビデオ見ながら食べないし
(こぼすと激しく怒られるのだ)実に立派な大人だ(笑)。
もう意志力の塊のような人だ。というか・・・無気力?

↓チョコを1個もらえるか、ランキングボタンを押したら2個
もらえるかというなら、あなたはどうしますか?え?どうでもいい?


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2013年9月 4日 (水)

『銀二貫』高田郁の出汁効いてます。

銀二貫
高田郁著 幻冬舎文庫2010/08刊 おすすめ度:★★★★★

みをつくし料理帖』の高田郁の新刊かと思って買ったら、
2010年の本で、要するに幻冬舎のしかけに乗ってしまったわけで。

父親を目の前で仇討によって殺された少年。自分も斬られそうに
なったところを寒天問屋の主人に銀二貫で買い取られ丁稚となる。
主人が天満の天神さんに寄進するための金を投じてしまったため、
信心深い番頭さんに疎まれることになった松吉(丁稚名)。
しかし寒天を納めている料理屋の嬢さん(いとさん)と恋仲になる。
それも束の間、大阪は大火にあって、嬢さんは行方が知れなくなり
・・・という、苦難に満ちた少年の成長小説。

仇討、災害、同業者の模倣や嫌がらせ、など様々な困難に耐え
ながら、懸命に生きる若者、そしてそれを応援してくれる周囲の
人々との出会いといった『みをつくし』でも繰り返されるモチーフが
ぎゅっと一冊になった感じです。
それに嬢さんとの恋の行方にもヤキモキさせられたりとか。
松吉が大人になってから故郷を訪れる場面では、思わずジーンと
なりますですばい。
『みをつくし』を読んでみたいが、長もののシリーズはちょっと、
という方には、こちらをお勧め。もちろんみをつくしファンにも。
0904

*****

今日は三重県のほうに出張していたのですが、すごい雨でした。
まさに横殴りの土砂降り、というやつで、まるでうちの奥さんに
横から殴られながら、土砂を浴びせかけられているかのようだと
言えば、イメージが湧くでしょうか。湧かないでしょうか。
ひょっとしてこのまま家に帰れないのではないか。あるいは
もう家に帰らなくてもいいのではないか。愛人宅を転々として
ヒモとなって暮らす人生がここから始まるのではないか。
イエーイ。
目を覚ますと朝食があって、そこに部屋の合い鍵と、メモ書きが
あって「仕事に行ってくるから。今度はいなくならないでね」
とか書いてあったりするのか。
そんな期待をもって高速道路に乗ったら、どこも渋滞もせず
冠水もせず普通に家にたどり着きましたとさ。

↓河川の増水とランキングボタンの押し忘れにご注意下さい。


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