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2014年4月20日 (日)

『中級作家入門』中級の日常に迫る!

中級作家入門
松久淳著 KADOKAWA2014/01刊 おすすめ度:★★★★★

現役作家ランキング100~200位くらいの著者が、そういう
「中級作家」の実態をセキララに語る、まあアレですよ
私の大好物のバカエッセイです。
0420
ですので本書は「作家入門」の中級編ではなく「中級作家」への
入門書なわけです。まあ、普通は中級ではなく、大作家か
人気作家を目指すと思いますが。
印税、原稿料、連載打ち切り、映画化、ネットでの評判など
6ページ単位で解説(?)されています。映画化されるような
人気作家なら、中級でないのでは?
でも松久ナントカいう作家はわしゃ知らぬ、という方は
『天国の本屋』でお分かりでしょうか。
かまくら春秋社という地方出版社から出版され、地方の書店が
レコメンして売ったところ全国的に評判になった本だそうです。
語り口は、ダンディ坂野調・・・とでもいいましょうか。
「そんなわけで先生は、そろそろ~しなくちゃならないから
そろそろ締めるよ」というキメ台詞で毎回まとめがあります。
装丁が中公新書みたいなのもオカシイ。価格も1000円ポッキリと
お買い得だ。いや税込1,080円だ(2014年4月現在)。
さあ、みんな1,080円を持って本屋さんに行こう!
でも先生の本は刷り部数が控えめですから、ちょっと大きめの
本屋に行こうね。1月刊行の本だから今だとまだ新刊コーナーに
あるかもね。なければ既刊のエッセイの棚だ。小説作家でもある
ので著者別の棚かも。でも新書判だしな。間違って文芸評論の
棚にある場合も、中公新書の棚にある場合も、角川oneテーマ21の
棚にある可能性も捨てきれない。それでもなければ「手紙・文書の
書き方」の棚もチェック。それともまさかの就職・資格の棚か。
いっそ「中級作家」コーナーを設けてそこに集約してはどうか。
何にせよ一家に1冊『中級作家入門』。KADOKAWAは即重版だ!
もはやお勧めしているのか、けなしているのか、私自身分からなく
なってきました。

↓ダンディ、根が几帳面だから、毎朝1回、ランキングボタン
 押しちゃうからね!ゲッツ!


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