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2014年6月28日 (土)

『小さな異邦人』最後の短編集

小さな異邦人
連城三紀彦著 2014/03刊 おすすめ度:★★★★☆

昨年亡くなった著者の最後のミステリ短編集。
といっても殺人事件捜査、みたいなノリではない。
しっとりした(じっとりした?)男女の機微を描いた愛憎劇です。
恋愛小説の名手と言われた著者だけに、パズラーなミステリと
異なり、風格が違うというか、文章の美麗さが際立っています。
子供がずらりと並んだ表紙にある表題作だけが、逆にこの
短編集ではテイストの違う誘拐もの。
子供を語り手にしているので、大人のしっとりムードの
ほか7作品と明らかに違っています。
しかし表題作だけに「誰も誘拐されていない誘拐犯罪」
という面白い作品に仕上がっています。

そういえばルイス・ブニュエル監督の『自由の幻想』という映画で
そんなようなギャグがありました。警察に子供を連れた親が来て
「誘拐されたんです!」「誰が?」「この子です」
「その子の特徴は?」「ご覧のようにこんな髪型で、誘拐当時の
服装はこれです」みたいな。
学生時代に見たので詳細は忘れましたが・・・そういう
不条理なシチュエーションばかり続く映画でしたね。
観光地の絵ハガキのような建物の写真を見ながら「なんて
いやらしい・・・卑猥だ・・・とても子供には見せられん・・・」
みたいな(笑)。なんだったんだろう、あの映画は。
0624

*****
ここのところ、忙しすぎて本を1ページも開くことなく寝てしまいます。
私が勝手に「ヤング・タスクフォース」と呼んでいる、かろうじて私が
40代、残りはそれ以上のオジサンたちが、えっちらおっちら
肉体労働をしている毎日です。おしっこしないでも、水分が全部汗に
なってなくなる感じです。
家に帰って10時にはコテンと寝てしまい爆睡。
ここで若い人なら何時間でも寝ちゃうんでしょうが、悲しいかな
5~6時間も寝ると目が覚めるという老人特有の体質に
生まれ変わっている私は、疲れもとれていないのに、
朝5時くらいに目が覚めてしまうのです。早く起きて、なおかつ
疲れる仕事をするので、今度は9時半には寝る。
すると4時半には目覚め、9時に寝る。翌朝は4時に起きてしまい
・・・睡眠サイクルがおかしくなっている!
今日も休みなのに5時に起きている!
そして疲れが残っている!
でもこれ以上寝るとかえって腰が痛くなったり。
若い皆さん、その若さをせいぜい楽しんで下さい。
まあ、しばらくすると皆さんもこっちの世界に、順繰りにお越しに
なれますので。

↓子供の命が惜しかったら、このランキングボタンを押すんだ!
 え?その年で独身?それを先に言え!


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コメント

お疲れ様です。

目が覚めるんですか~。
私は、朝はいつまででも寝られます。
めざまし時計に叩き起こされてます。

私も今、ちょっと仕事が忙しくて
本読んでません。

今日も、今からちょっと残業してきます。
ファァァィトォ。。。

残業、お疲れ様でした。

朝いつまでも寝れるなんて若いですね。
ついムダに早起きしてしまいます。
新聞配達のバイトでもしようかな。30軒くらいの(笑)

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