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2014年11月

2014年11月25日 (火)

『冷馬記』シュールなギャグはどこへ向かう

冷馬記』(ひやうまき)1巻
原作/山上たつひこ 作画/喜国雅彦 小学館2014/10刊
おすすめ度:?????

心の中で思ったことが知らず知らず口に出してしまう、ちょいエロな
初老の男、流行独太郎(はやりどくたろう)。ひょんなことから、
謎の女・則子と出会う。則子との遭遇において、いつも事件に巻き
込まれる独太郎。義弟で歪んだ顔の男・厚義とともに旅立つ第1巻。

1巻を読んだ段階の感想は「シュールで下ネタ」というところです。
1巻の段階では話がどこに向かおうとしているのか不明です。
Webコミックで続きをちらっと見たところ、巨大なニワトリと
戦っているような話になっていました。う~ん、どうなるのこの先。
まあ、才人2名の共作、きっと読者を未知のギャグワールドへと
連れて行ってくれるのでしょう。
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*****

会社の同僚と車中でコーヒーの話になった。「コーヒーフレッシュは
何でも油でできているらしいね。乳成分はないとか」「らしいね」
「だから俺は入れないんだ」と同僚。そんな話をしていて、実際に
コーヒーを買いに二人でコンビニに入った。
同僚はステッィクの砂糖を2本取ると,、一気に2本分入れた。
・・・明かにその方が体に悪いぞ!(笑)。

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2014年11月19日 (水)

五行先生日記(ひさびさ)

私が今一番気になる女性は、そう、これを読んでいるあなたです!
ウソです!それは新聞広告で見る「EDICARE」という男性用の
アレをナニする薬です。その広告で若妻らしき女性がちょっと心配
そうな「あなた、いつアレがナニするの?」という表情でこちらを
見ています。私はそのたび「私でしたら今すぐにでも」と思うのです。

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2014年11月17日 (月)

「大甚」名店のベテラン勢に落ち着かず

かめのてさんのお店探訪
伏見「大甚
名古屋人のみならず、全国にも名を知られている名店。なんせ、かの
居酒屋評論家・太田和彦氏が、名古屋では必ず推す店です。明治創業
という老舗ですね。私もかねてから名前は知っていたのですが、
私のようなぽっと出の新人(何の?)が行くのも気が引けていたのです。
ガイドブックによれば、夕方4時開店の前にはすでに、待ちかねている
おじいちゃんが何人か店の前にいたり、挙句は先に席に座って待って
いるとあります。
妻と飲み友達の女性1名と、4時前に待ち合わせました。するとなんと
ガイドブックにある通り、おじいちゃんが数名、店の前に!
伝説は本当だったのです(最近、伝説という単語の伝説度合がかなり
低くなっています。ゲームのせいだと思います)。
入口には「2次会の方、ご遠慮ください」なる貼り紙が。
2次会でたいして飲み食いしない割にウダウダ喋るだけでの酔っ払いは
来るな、ということなのですね。確かにそういう客は、常連の
おじいちゃんズや、一人飲みのオジさんズには迷惑ですわね。

開店すぐなのにもう半分がた平均年齢が60オーバーの人達で埋まり
私はなんだか居心地が悪いのですが、妻と友人は飲む前から繊細さや
デリカシーも何もない人たちなので、何も感じていないようでした。
でかいテーブルに丸椅子で、グループもコンビも一人飲みも相席で、
最近の「全席個室」などを売りにする軟弱なチェーン居酒屋と異なり
「ちょっと広い、イスもある立ち飲み屋」という風情なのです。
我々のテーブルの背後に大皿があり、そこから随時小皿に盛られ、
カウンター脇の台に並べられています。とりあえずビールを頼んだ
我々でしたが、いまいち勝手が分からないでいると、前の席にいた
一人飲みのアラフォーお姉さんが「そこの小皿を好きなの取って
くればいいのよ」なんて教えてくれました。お姉さんはお銚子で魚を
つついており、常連さんのようです。ちょっと惚れました。

酒は「加茂鶴」の樽がどーんと置いてあり、その前に銚子がずらり。
それを注文のたびにお燗をして女将さんらしき人が出す仕組みのよう。
私は常温の冷やでいただきました。樽の香りが仄かにするような・・・。
加茂鶴、さらっと飲み口のいいお酒ですね。
30分もするとさらに混んで来るし「5時には出よう」と宣言。この後
続々来るであろう、ネクタイ族のおじさん達が満席でがっかりさせては
申し訳ない。お姉さんも我々よりちょい前に店を出たのでこういう
飲み方の店というわけですね。

老舗の名店なのは分かりましたが、古い神社仏閣の良さがピンと来ない
のと同様に、私はちょっと馴染めませんでした。

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2014年11月16日 (日)

名古屋市熱田「ふじ笑」居酒屋の新店

かめのてさんのお店探訪
「ふじ笑」
名古屋市熱田区の神宮西駅からすぐの居酒屋さんです。
たまたま検索してヒット。地下鉄に乗ってのぞいて来ました。
混んでいたらどうしよう、カウンター席あるか、と思いつつ
ドアを開けると・・・え~、お客は無人でした。
う~む、外したかと思いつつ、テーブル席はいっぱいあるけど
カウンター席に着く。まずお通し(300円とメニューに明記)が
出たので、生ビールを発注。
「今日、急に寒くなったでしょう。お客があまり来られなくて。
いつもはこんなんじゃないんですが、もうどうしようかしらって」と
女将さん(?)に話しかけられる。見ればわかります(笑)。
確かにこの日から急に冬の寒さになったので、私も厚めの上着を
来てニット帽をかぶって来たのでした。
肴は「穴子一本天ぷら」を注文。私一人のために天ぷら油を
温めてもらって申し訳ありません。
魚になったので、地酒(萬寿鏡だったっけ?)に変えて、穴子を
頬張りました。うん、うまい。値段も手ごろ(420円)。
全体的に値段設定が500円前後で、毎日お勧めメニューも書き変えて
おられるようです。

「お近くなんですか?」という女将さん。
「いや~近いかな・・・近くはないか。ネットでたまたま見かけて」
「金山の大安でお知りになったのかと」
「姉妹店らしいですね。この店、新しそうですね」
「ええ、まだ3か月くらいで」
「へえ~。いや最近、伏見の大甚で忘年会したいと言う人がいて」
「ああ、大甚、知ってます」
「名店だけど忘年会する感じじゃないかなあと。で店を探していて
ここ見つけたので、今日は下見です」
「2階にはお座敷もあって、結構大人数でもできるんですよ」
大人数の予約を期待させてしまいましたが、4人くらいです(笑)。

普段は店の人とは会話などしないのですが、なんせ客は私一人。
としばらくして、家族連れが1組来店。
刺身も食べてみたいのですが、なんせ今日は冷える。ビールと冷酒は
暖まれないので、湯豆腐を注文。湯豆腐は薬味が鰹節、生姜、ネギと
3種類ついていて、豆腐もうまい。この店は自家製豆腐もあるという
ので、次回は冷えものの、やっこや刺身も食べてみよう。
豆腐で結構お腹が膨れてきたので、お銚子とおからを発注。
自家製豆腐があるなら、おからも自家製でうまかろう。
結論、うまい!今まで食べたおからでは2番目にうまい。
1番は岐阜北方町の「すぎ崎」。おからってこんなにうまいのか!と
びっくりした記憶があります。よくポテサラでその店の味のグレードが
分かる、とかいいますが、おからでもわかりますね。ここのおからも
うまいですね。おからの素材自体がいいのでしょう。燗酒に合います。
もっといろいろ食べたいのですが、連れがいないと食べ物をシェア
できないので、一人飲みはその点、不利ですね。次回は複数で来て
刺身や焼き物も食べてみたいです。
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↑こちらはふじ笑さんのfacebook掲載の11月10日メニュー。

↓寒い夜には、燗酒とランキングボタンで暖まって下さい。


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2014年11月11日 (火)

『出版禁止』読者への挑戦

出版禁止
長江俊和著 新潮社2014/08刊 おすすめ度:★★★★☆

著者である長江氏が入手した、掲載されなかったあるルポ原稿。
それは有名なドキュメンタリー作家が愛人である秘書と心中したと
言われる事件の真相を追ったものだった。この原稿の中で記者は
心中の生き残りである愛人の女性にコンタクトをとり、事件の後
沈黙を守っていた女性に、事件の真相を語るように迫る。
心中を偽装した殺人なのか。黒幕による謀殺だったのか。
少しずつ引き出される心中事件の詳細。しかし雑誌に掲載予告
されたものの、結局世に出なかった理由は何故なのか・・・。

「日本全国のミステリ愛好家へ秘密をすべて解ける者、求む!」
という扇情的な帯がついている本書。ネタバレサイトもできている
らしいのですが、まあ、そんなものを見ないで予備知識なしで読むのが
本書の正しい読み方です。最後まで読み通してから、は~そういうこと
だったのね、というのが本書に限らずミステリの醍醐味です。
うちの奥さんなどは2時間ミステリの出演者を見て犯人扱いしたり
しますが、あれは間違いです。「こんなちょっとした役にこの役者が
出るのはおかしい」とか・・・。
というのも私はこの本のメイントリック部分に、ふと気づいてしまい
そこから面白さが半減してしまいました。まあ、メイントリック以外
にも、いろんな謎解きが散りばめられているらしいのですが。
ぜひ勘ぐったりしないで素直に読み進めるのが吉でしょう。
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*****
最近買ったCDでちょっといい感じだったのが「赤い公園」という
4人組ガールズバンド。
50前の男がガールズバンド聴いていいですか(違法)。
たまたま千葉のホテルに泊まったときに、ホテルの夕刊がダーター
だったので、夜中にめくっていると、文化欄みたいなページで発見。
小さ目の記事だったのですが気になりました。なんでも記事によると
ひねくった複雑なメロディーが特徴で、作曲をしているギターの子が
「自分で自分の曲を歌えない」そうで(ボーカルは別にいる)、
なかなか面白そうだったのでYOUTUBEでちょっと視聴してから
買いました。9月に出たアルバムで『猛烈リトミック』(何じゃそりゃ)
というタイトルです。まあ、たまにはこういう元気のいい女の子の
歌を聴くのもいいですな。

http://www.youtube.com/watch?v=rIHa1MwSZu0

↑こちらはその中の1曲「サイダー」のPV。
ベースとドラムの子がコントをやっていてカワイイ。

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2014年11月 8日 (土)

このミステリーがすごいかもね!2015

宝島社「このミステリーがすごい!2015」を予想してやろうじゃないの
というコーナーです。
あくまで私の勝手な予想ですので、情報の流出ではございません。

1位:ペテロの葬列 / 宮部みゆき
 今年は絶対コレ!というタマがないので、万遍なく票を集めてこれが
 1位と予想。このシリーズは探偵役の会社員の身の周りに起こる
 事件がメインですが、今回は社会派ミステリとしてスケールアップ。
 しかもシリーズものなのに、最後に予想しない展開に「ええっ?」と
 なるところも衝撃度が高いです。
2位:機龍警察 未亡旅団 / 月村了衛
 2位に推しながら読んでいない!1作目は読んだのですが、
もう完全に乗り遅れてしまいました。でも評判のシリーズなので
2位、ひょっとすると1位かも。
3位:さよなら神様 / 麻耶雄嵩
 全知全能の小学生神様が、1行目で犯人を指摘する、という倒叙
 ミステリのようでそうではない、という新しい形式の?ミステリ。
 こういうのはミステリ研やマニアがこぞって投票して3位。
4位:闇に香る嘘  / 下村敦史
 乱歩賞作品。乱歩賞でもぱっとしないものもありますが、本作は
 中国残留孤児問題を題材に、主人公が盲目というハンデを与えて
 ミステリ性とドラマ性をいい具合にブレンドして評判も上々です。
5位:オービタル・クラウド / 藤井太洋
 前作「GENE MAPPER」は、電子書籍からの書籍化で話題
 になったものの「このミス」ではかすりもしませんでした。
 SF枠だから?本作はスペース・テロを題材にして更にスケールを
 アップさせた超大作。ぜひランクインしてほしいという願いも込めて
 5位にしてみました。
6位:満願 / 米澤穂信
 山周賞もとったし、著者の実力を発揮した読ませる短編集。
 ノンシリーズの短編ながら「このミス」常連作家なので、まず
 この位置あたりに入るでしょう。
7位:ゴースト≠ノイズ(リダクション)/ 十市社
 無名の新人ながら、真ん中あたりでドラマをひっくり返し、
 後半を読ませる展開に「おおっ」と思わせる作品でした。
 次作への期待も込めて7位に推しておきましょう。
8位:アルモニカ・ディアボリカ / 皆川博子
 読み始めたところで感想はまだですが・・・前作『開かせていただき
 光栄です」の続編ですので、ランクインするのでは。
9位:機巧のイヴ / 乾緑郎
 時代SFファンタジーみたいな作品ですので、純然たるミステリ
 とは言えません。宝島社ゆかりの作家はランクインしない傾向がある
 ので、外すかもしれませんが、江戸時代と思えない世界観が好き。
10位:ナイト&シャドウ / 柳広司
 『ジョーカー・ゲーム』が面白過ぎて、ほかのシリーズが評価
 されない傾向にありますが、本作は久々にいいのでは?ダメ?
 主人公がちょっとスーパーマンすぎるけど、シリーズ化されるんじゃ
ないでしょうか。
<以下、次点>
虚ろな十字架 / 東野圭吾
 未読ですが、死刑制度を扱った社会派性で点数アップ。
 もちろん東野御大なので、面白くないはずがないでしょう。
貘の檻 / 道尾秀介
 道尾秀介だから勿論面白いけど、地味なので印象に残りにくい。
ケモノの城 / 誉田哲也
 未読なので知りませんが、結構本屋によく積んであったので。
セブン / 乾くるみ
 数学的なゲーム性を持った作品群は、読みながら頭の体操を
 させられる感じ。著者の数学的才能が小説として昇華。おすすめ。
出版禁止 / 長江俊和
 トリッキーな内容で、しかけにハマれば面白いかも。

↓ベスト10なんか予想しながら、私のブログは100位以下!


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2014年11月 6日 (木)

『満願』密度の高い短編集

満願
米澤穂信著 新潮社2014/03刊 おすすめ度:★★★★★

ノンシリーズの短編集。山本周五郎賞受賞。
「夜警」・・・ある事件をきっかけに交番勤務となったベテラン警官は
部下の新米警官の行動に危うさを覚えるが、そこに事件が勃発する。
「死人宿」・・・別れた女性を追って、秘湯の宿に来た男。そこで
逗留客の自殺騒ぎに巻き込まれてしまう。
「柘榴」・・・ダメ人間の夫と別れシングルマザーになることを決意した
女は、親権の奪い合いで裁判になってしまう。そこで2人の娘がとった
行動とは。
「万灯」・・・バングラデシュに天然ガスの採掘を目論む商社マン。
採掘の中継点として選んだ村では、長老との交渉に難航する。
長老どうしの間の確執にも巻き込まれた彼がとった選択とは。
「関守」・・・交通事故の多い峠を都市伝説ネタの記事にしようと
ドライブインを訪れたライター。店の女主人から事故のことを
聞き出すうちに、一連の事故の裏に迫ることになるが・・・。
「満願」・・・苦学生の頃の下宿先で世話になった女性が裁かれようと
している。弁護士となった彼は、彼女の弁護に当たり、検察の主張を
覆そうとするが・・・。

どれもミステリ的な仕掛けが十分でありながら、単なる事件と
その解決(または顛末)、という枠に納まらない、イキフンをもった
作品集ですね。じっくり読ませるタイプの良書です。さすが山周賞。
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*****

先日、普段は見ないミュージックステーションなどがついていて
見るともなしに見ていると、サカナクションが出演。
新曲『さよならはエモーション』を演奏。いいですね!
私はその歌詞に心を打たれました(別にファンではありません)。
深夜のコンビニで缶コーヒーを買った、とかいう歌。そして
そこに続く歌詞は
「レシートは・・・・レシートは捨てた」
う~ん、そのレシート情報いるのか、と思っていると
「捨てた・・・・捨てた!」と「捨てた」情報を繰り返す。
やるな!やるなサカナクション!よく知らないが。
女と別れたと思しき男が、深夜のコンビニで一人、缶コーヒーを
買うという、ひんやりと迫る孤独感。そりゃレシートも捨てるよな。
捨てた・・・捨てた!と言うよな。わかる、わかる。
♪さよならはエモーション
♪レシートは・・・レシートは家計簿につけた・・・つけた・・・
つけた!・・・それじゃ、ダメだよな!(注:私はつけます)

↓ただ今、自分イレブンではランキングボタン押してくれたお客様
おでんを20円引きです!


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2014年11月 2日 (日)

好きです!カーボンヒーター

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あ~ぬくいわぁ~~。


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