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2015年4月12日 (日)

『透明カメレオン』コメディ・・・なのか?

透明カメレオン
道尾秀介著 角川書店2015/01刊 おすすめ度:★★★★★

恭一郎はその美声が取柄でラジオの人気番組のパーソナリティとして
活躍していた。しかし、その美声と夜毎語られる面白いエピソード
からは想像できない、風采の上がらない冴えないDT男だった。
ある晩、行きつけのバー「if」にいると、謎の美女が
飛び込んできて、彼女の不穏な計画に加担させられることに・・・。

道尾秀介の『カラスの親指』『ソロモンの犬』『球体の蛇』などに
続く「動物シリーズ」の最新作(シリーズはウソ)。
なんというか、コメディ・・・のようなテイストながら
サスペンス感もあり、危機一髪の危機あり、みたいな?
いつもの暗重い感じはなく、殺人事件もなく、読みやすいです。
とはいえ、そこは道尾作品、深みのあるテーマで、その辺の
ライトミステリにはない読後感は、ずっしり来ますねえ・・・。
0412

*****

Touchtionist(タチショニスト)

①狭い個室空間などではなく、青空のもと、大自然の息吹を感じながら
 生理現象を野生の本能のままに受け入れるという思想の信奉者。
②人間の本来的なあり方を主体的なTouchtionに求める立場。
 Touchtionとは現実存在の意であり,元来は中世のスコラ哲学で本質
 (essentia)の対概念として用いられた表現である。
③立ちションする人。

土曜の朝。私は休みというのに、社用車を走らせていた。
最近、仕事とプライベートの境界があいまいで、有給休暇をとりつつ
なぜか仕事をしている、というような逆転現象も多い。
車はあと15分ほどで目的地に着こうというそのとき、
私の最近の懸念事項のひとつである、アレが襲ってきた・・・。

0412_3

上がだいたい若いころの私、一般的な成人の1次関数グラフである。
時間が経過するに従い、徐々に尿意が盛り上がり、満を持しての
奉納(タチショニストは放尿という下品な言葉を使わず、
「大自然へ納め奉る」という意味を込めて、奉納という表現をする。
たった今、ミスタイピングで思いついたのでは・・・決して、ない)。

下のグラフが現在の私である。
以前0スタートだったのだが、今はy切片4からグラフが始まっている。
つまり既に尿意レベル4からスタートしている異常事態なのである。
しかも1次関数グラフではなく、20分を経過しているところで
傾きが変化している。急激にMAXの尿意レベル10に達しているのだ。

そこで土曜の話に戻る。私はウインカーを出して、そこにあった
ファミマに車を乗り入れた。ファミマよ、ユニーグループとの提携
ぜひ、成功させてくれ、ありがとうファミマ!
私は商品を買うふりをする暇もなく、トイレへ向かった。
しかし!あろうことか使用中である。
待とう。私は大人である。少しの我慢ならできる・・・。
・・・・・・ってこいつ、ウンコじゃねえのか何だか長くねえか
コンビニのトイレでウンコはやるよなあオシッコまでにしようや
どういうつもりなんだこの野郎てめえ家でウンコはしてこいや何を
やってるんだとっととケツふいて出てこいやてめえこの、うぐっ。

私は店の外へ出た。そこにはちょっとした溝があり、その溝は
斜面に沿っていて、昨夜の雨のせいか、小川のせせらぎのように
水が勢いよく流れていました。
背後、数mのところをどんどん車が走っていましたが、私は男らしく
覚悟を決め、そっと取り出し、しかし勢いよく奉納しました。
・・・なんかすごい沢山出ました。ここ10年はトイレ以外の場所で
奉納をしたことはなく、これはこれで非常に新鮮でした。
大人になって忘れていた感覚。ああ人は母なる大地から生まれ、
そしてまた時を経て大地へと帰る(正確には溝に帰る)。
ファミマで手を洗い(洗面台はトイレの外にあった。ちなみにまだ
使用中)、お礼にお菓子を1個買って車へ戻りました。

とにかく・・・漏れなくてよかったです。

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