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2015年6月11日 (木)

『号泣』案外えげつな~。

号泣
松田志乃ぶ著 集英社オレンジ文庫2015/03刊 
おすすめ度:★★★★★

とある高校で、女子生徒が窓から転落死を遂げる。
死んだ生徒は名前に春の字がつく春日井奈々。彼女の所属する
筝曲部には、名前に春夏秋冬がつくメンバーがいることから
「四季の会」と呼ばれていた。四季の会の間で一体何があったのか。
彼女の死は自殺か、それとも他殺か。そして次の事件が起きる。
0606


集英社オレジン文庫なるレーベルをご存じでしょうか?
少なくとも今年50周年を迎えた野郎には、縁もゆかりもない、
コバルト文庫のお姉さん的なものみたいです。
コバルト文庫の並びにある場合と、集英社文庫の並びにある場合が
あるようです。
この本を持って、レジに持っていくと、レジにいた若い女の子が
一瞬、表紙と私を見比べ「この変態野郎が!」という目をしたような
気がしたのは、考えすぎでしょうか(事実、変態野郎ではあるが)。

さて、何でこんな本を読んだかというと『本の雑誌』の6月号
(40周年記念号)で、ミステリ評論家の新保博久
「国内ミステリ40年の40冊」として1年1冊のタイトルを上げる中
本作が2015年の1冊に入っていたからです。
ミステリの大御所や大人気作家の中に、失礼ながらこの松田志乃ぶ
なる作家さんは知らなかったので(さらにオレンジ文庫も知らない)
逆に興味が湧いてしまい、レジの女の子に変態を見るような目で
見られるに至った、というわけです。

で、内容なのですが、ネタバレになりそうなので、語るのが難しい
タイプのミステリです。コバルト文庫ではちょっと無理な題材です。
表紙からは想像のつかないえげつない内容に純真な女子中学生は
読んじゃダメ、という感じです。

*****

と、上記の記事を書いて、6日も寝かせてしまいました。
何か楽しいことを書きたいのですが、春くらいから気分が塞ぐことが
多くなり、どうにもやりきれない。
くたくたになって会社に戻ると、ありがたい「ご指摘」のメールが
届いており、生まれてすみません、とでも返信しておこうと思います。

では今から「カリッと枝豆」でそば焼酎雲海を飲みます。
それぐらい、いいんじゃないかと思います。

↓ランキングボタンを押している憲法学者は10人くらいいますが、
 数の問題ではありません。


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コメント

お疲れ様です。

カメさんをあいてに、なごみつつ
一杯やってください。

「かめのてさん、まま、一杯」
「おっとっと。」
「つまみにレプトミン、これいけますよ」
「いや、私は、マイカリッと枝豆で…(^_^;)」
「そうですか、うまいんですがねぇ」

とか。。

疲れが取れるといいですねぇ。

夜中の3時に目が覚めて、返信する(笑)。

かめのエサ、あれをうまいと思って彼らは食べているのだろうか?
昔、本で読んだのは、牛肉を与えたところ
むさぼるように食べて、手足が引っ込まなくなるくらい
食べすぎた、という記述がありました。
たしか『うちのカメ』(八坂書房)だったかなあ。

>かめのエサ、あれをうまいと思って彼らは食べているのだろうか?

この問題を息子に話したところ

「「中島らもの本で読んだが、「内田百閒が書いたところによると、
毎日同じ蕎麦屋のそばを食べているが、毎日うまい。」と
だから、みなさん、ペットのえさを飽きたのでは?と代えたりしないように、
彼らは、同じものがうまいと思って食べているんだから。と
書いてあったから、いいんだよ、同じえさで。」

といわれて、その場、すごく納得したのですが…

今、書いてみると、なんか変。(笑)

は~なるほど。
私も読んだ本のことを言うなら、
筒井康隆の古い短編で、馬に脳移植された男が
はじめて(馬として)干し草を食べたら案外うまくて
「干し草がこんなうまいものとは知らなかった」と
食べるくだりがありました。

干し草や、かめのえさが、見た目そううまそうでなくても
本人たちはうまいと思って毎日食べているのかも
しれませんねえ。

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