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2015年11月 5日 (木)

スクリプトドクター 脚本のお医者さん

スクリプトドクターの脚本教室・初級篇
三宅隆太著 新書館2015/06刊 お勧め度:★★★★☆

スクリプトドクター、すなわち「脚本のお医者さん」の本です。
著者の三宅隆太さんは、脚本家で監督もやり、学校で脚本の授業の
先生でもある人。
「スクリプトドクター」なんて勝手にそのように名乗っているのかと
思いました。「ハイパー・メディア・クリエイター」みたいな(笑)。
そういう仕事というか、仕組みがハリウッドには既にあるらしいです。

この本によれば、脚本が書かれても、映画になる前に、何度も直しが
入る(まあ、そりゃそうだろうけど)。そうなるのは、内容を良く
しようという以前に、内容を出演者に合わせるとか、出演者の事務所の
意向であるとか、スポンサーへの配慮、世相、上映時間、といった
諸々の大人の事情で、どんどん変更になると。そうなると第一稿の
原型からどんどん外れていくし、ある部分をカットすれば、そこに
関連する後からの部分も変わってくるし・・・ということで、暗礁に
乗り上げて、脚本家自身もワケわかんなくなってしまうらしい。

そこでスクリプトドクターが、脚本を分析してカルテ状のものを書き
レビューすることで、客観視できる、つまり問題の見える化を行い
軌道修正をするらしいです。
ちょっとカウンセリングに似ています。
実際に著者は心理カウンセラーでもあり、この本にも随所に脚本家や
脚本家を目指す学生さんに、カウンセラー的な視線でもって
接していく描写が多く出てきます。
このあたりが、この本を単なる脚本術のハウツー本ではない、読み物と
しての面白さに満ちたものにしています。
私のように別に脚本家を目指しているわけではない、単にエンタメの
裏側に興味のあるだけの人が読んでも、十分面白いです。
1105

もうすぐ著者が共同脚本となっている『劇場霊』も公開になります。
ちょっと見たくなりますね。因みに監督は『リング』の中田秀夫

*******

今日も歯医者へ行きました。今回最終回と思ったら、下の前歯4本が
かなりえぐれている、と先生が言うのです。歯の先端がすり鉢状に
えぐれていて、穴が神経まで届きそうになっていると。
鏡を見せられて「ほら」というのですが、私は歯というものは
こういうものだと思っていたので、歯軋りやかみ合わせの問題で
磨耗してえぐれてきている、というので驚きました。

「樹脂を詰めて平らにしておきましょうか?」
というのですが、つい「高いんですか?」と聞いてしまう・・・。
「いえ、保険があるので1箇所600円くらいです」というので、それを
やってもらいました。
「これはね、最先端のやつで一番硬い樹脂でできてるんです」と医者。
詰めて5~10分で固まり、歯の先っぽが白く平らになりました。
今、私は前歯4本だけ最先端です!

昨夜、歯を磨くとき、いつもゴシゴシやっているのに、やさ~しく
磨くようにしました。夕食を食べるときも、あまりぐっと噛まないで
甘噛みになってしまいました。
こうして人は老いていくのね・・・。

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コメント

へー、おもしろそうですね。
こういう職業があるとは。

私の文章も何とかなったりするのだろうか?
それとは違うのか。

来週の月曜で、多分、私の歯は、新品になります。(^^)v
今まで、どうやらヤブにかかっていたようで
新しい歯医者さんは、ずっと具合が悪かったところを
あっさり、治してくれるのでほっとしてます。

600円で、安心な歯になるなら
安いですね。

うんうん、歯はごしごし磨いたらダメだと
新しい歯医者さんで習いました。
ちょこちょこちょこ~と、マッサージするみたいに磨くのが
正しいらしいです。

文章は難しいですね。ブログなんかは
あまり推敲するより、多少文法がいい加減でも
勢いで書いてしまったほうがいいんじゃないかと
思ってますけど(と自分に言い訳)。

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