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2016年5月

2016年5月31日 (火)

『イカちゃんクマちゃん』

『イカちゃんクマちゃん』
三木よう子著 角川書店2016/03刊 お勧め度:★★★★☆

ある日、クマが暮らしている家の冷凍庫にいたイカが、
寒くて出てくる(笑)
クマの家に居座るイカ(笑)
イカは会社勤めを始めたりする。クマを店を開店。ああ。

WEBで連載のコミックの書籍化です。

クマといっても、どうみてもぬいぐるみ的な感じです。
ちゃんと家に住んでいて、服も着ています。
イカは基本、裸で、通勤のときはネクタイ着用・・・
そんな情報、どうでもいいですか。

こちらで読めます↓

https://note.mu/ikachan/m/m773c6d17d811

*****

Windows10の強制アップグレードの噂を聞いていましたが、
Windows7を使っている私のPCにも、とうとう来ましたよ、
「アップグレードしちゃうよ、しちゃうよ!」というお知らせが。
怖い!とりえず、延期するボタンを押す。
延期といっても、猶予は1週間くらい。1週後に強制アップデートが
始まってしまうらしい。何なんだ、これは!
私はビデオ編集ソフトを使っているのですが、これの一部に不具合が
出るらしい。
会社のPCに詳しい人に聞いたら、回避する方法を書いたサイトを
教えてくれましたが、なんだか素人には難しそう。
とりあえず、延期をさらに延期して、先延ばし戦略。
でもうっかり期日を越えたら、アップデートされるので、早めに
回避の操作をしよう・・・。

2016年5月29日 (日)

『現代詩人探偵』

現代詩人探偵
紅玉いづき著 東京創元社2016/03刊 お勧め度:★★★★☆

詩を書きながら生きる僕は、会社勤めもできず、コンビニのバイトを
するフリーター。
10年前に開かれた詩人のサークルのオフ会で、メンバーたちは、
10年後に再会しようと別れた。その10年後のオフ会を訪れた僕は
9人いたメンバーのうち、4人が死んでいることを知る。
自殺や事故ということになっているが、本当にそうなのか。
自殺としてもその動機は何だったのか。
『探偵』という詩から、メンバーより「探偵くん」と呼ばれた僕は
4人の死の謎に迫ろうとするが・・・。

電撃文庫とかで書いていらした作家さんなので、よく知りません。
ミステリ・フロンティア」の1作ですが、非常にウエットというか、
感傷的な一人称で、全然ミステリっぽくない、論理的な文ではないです。
この著者の独特の文体なのか、文章を途中でブチっと切ったような
文章が特徴的です。
大正箱娘』(講談社タイガ文庫)も読みましたが、ブチ切りの文体は
『大正箱娘』のほうが顕著で、本作はやや控えめなほうです。

ということで、悩める詩人青年の、鬱々とした一人称の本作ながら
読後感はやはりミステリです。逆にミステリはストーリーばかりを追い
「人間が描かれたいない」とよく揶揄されますが、これほど人間の懊悩を
描いた文学臭のするミステリもわりと珍しいです。

0529

*****

先日、会社の同期の連中数名と飲む機会がありました。
すると「老眼」の話になり「僕は眼鏡を4つ持っている。ひとつは文字を
読むときのやつ、ひとつは車を運転するときのやつ・・・」
なんなんだ、その話題はっ!頷きあってどうする?!
おれは少なくとも老眼ではないぞ。

「健康診断で毎回尿酸値が・・・」
やめてくれ。
「若いときに会社の近くにうまい肉屋があって。そこで肉を買って、
家で毎晩しこたま飲んでいるうちに、足に激痛が・・・」
初老の話題と思いきや、若いうちから痛風になってどうする?

「ひざに水がたまってしまって、注射器でその水を吸い出すんだけど」
「そういえば、半月板が経年劣化で損傷したやつがいて」
あ~~~、なんでそんな話題が集中するんだ?
まったくどいつもこいつも、順調に老化しやがって!
こう、若いおねいさんとウハウハとか、そんな話題はないのか!

「どうも、最近おしっこが近くて。頻尿ではなくて、尿意をもよおしたら
すぐ漏れそうになってさあ」
・・・気がついたら、自分も老化自慢に参加していました。
いや~共通の話題ですよねえ~(笑)。

でも、同期のやつらは誰もハゲていなかったのが、せめてもの救いです。
ハゲだけは嫌だ!

2016年5月 8日 (日)

お釣りを下さい。

GWの半ばのこと。
四日市にパダワンと共に仕事で行きました。
昼食にD(仮名)というチェーン店らしきラーメン屋に入りました。
結構混んでいたけど、すぐ座れて注文・・・しかし20分以上待った
感じですが、ラーメンが届く気配はなし。
カウンターの客のうち一人は、しびれを切らしてキャンセルして退場。
席が空くのを待っていた家族連れも、一向に呼ばれる気配がないので
出て行ってしまう・・・大丈夫なのかこの店。GWで人がいないのか。
やっと野菜入り味噌ラーメンが届く。
「ごゆっくりどうぞ」と去っていく店員の背中に
「もう十分ゆっくりしたわ」と呟く。

野菜たっぷり味噌ラーメンはなかなかうまかったのに、残念。

レジで金を払おうとパダワンの分も合わせて2千円出す。
1630円とか、そんな額だったが。
しかし何を思ったか、パダワンがそこで700円をレジ皿に置く。
「いいよ、俺が払っとくから」という間に
店員がそのまま2700円でお預かり金を打つ
・・・お釣り1070円とレジのディスプレイに表示される。
そうなるわなあ。そこで手の中のお金を見て、怪訝な顔をする店員。
何を思ったか、電卓で計算を始める・・・いや、そのままお釣りを
寄越せばいいんだって!
お前が横から金出すからおかしなことになったろうが!

「え~400円のお返しです」なんでそうなる?どういう計算?
次の会計の客が待っている。さらに電卓を叩く店員。
「え~400円のお返しです」さっきと一緒やんけ!
パニック状態のまま別の店員を呼ぶ店員・・・この不条理劇は
いつ終わるのか。

・・・やっと正しいお釣りをもらえました。
「こちら次回使えるクーポン券です」・・・いらんわい!

嵐のチケットを予約しようとして、桑田真澄ディナーショーの席を
とってしまう、千鳥の漫才のようなもどかしさでありました。

2016年5月 5日 (木)

改訂版だ!『ストレスフリーの整理術』

ストレスフリーの整理術 全面改訂版
デビッド・アレン著 二見書房2015/12刊 お勧め度:★★★★★

まるで奥様向け収納術みたいなタイトルですが、ビジネス書です。
原題は『Getting Things Done』通称「GTD」。
日本ではなぜか知っている人は知っている的な扱い、という印象。
2002年に出た版は、出版社が倒産して、翻訳がよくなって二見書房
から再発され、今回はその全面改訂版です。

内容は・・・説明が面倒ですが、入ってきた仕事(GTDでは、
会社の仕事も、家の物置を片付けるのも仕事とみなす)を分類し
PJT、資料、いつかやるもの、他の人にやってもらうもの、
特定の日付にやるもの、2分以内でやるもの、などの分類・整理を
して、頭の中には何も残さない、すべて構築したシステムの中に
置いてしまう、という手法。

頭の中がカラになって「あれもやらねば、これもやらねば」という
もやもやをなくす、という意味でストレスフリーなわけです。

いわばシステマティックなTODOリスト、みたいな感じなんですが
上記の説明では「は~ん・・・」くらいな感じでしょうから
読んでいただくしかないですね。
しかし最近のビジネス書は1ページあたりの字が少なすぎて、
かえって読む気がしませんが、この本は字がみっちり書いてあって、
図はフローチャート以外ありません。
ああ、本を読んだ、って感じになります(笑)。
0505

ちょうど仕事が過密になり、机の上も頭の中もぐちゃぐちゃ、
はらわたが毎日煮えくり返っていたときに、この本を見つけました。
「改訂版が出ていたのか!」と購入、3度目の再読。
GWということもあり、GTDメソッドで自分の仕事の流れを
見直す時間もあってグッドタイミング!

机の上にパソコンと、書類立てがあるのですが、書類立ての上に
書類の山が積み重なる、机上にも山になる、机の中の資料入れも
パンパンになって、古くて捨てなくちゃいけないものがそのままで
それを片付けるヒマがないので、また書類の山が増える・・・
というステレス満載な机になっていました。
それらを意を決して整理していたら、ちょっとまずい書類とかも
出てきたりする(みんな心当たりがあるはずだ!)。

そういうものをとにかく片付けて、書類立てはホームセンターで
買ってきたグッズで2階建てにして、2階に
・いま入ってきた仕事
・すぐやる仕事
・後日やる仕事
を立て置きにできるように改造しました。書類を横に寝かせて置いた
瞬間から、崩壊し始めたので。

GW中で比較的時間があるうえ、弟子のサポートもあって、仕事が
流れるようになりました。このペースを維持したいところです。

2016年5月 4日 (水)

『幻想耽美Ⅱ』誰か買って

本屋で『幻想耽美Ⅱ』(パイ・インターナショナル)という
画集+写真集を見ていたら欲しくなったのですが、値段が4,200円。
う~む・・・。4,200円ね・・・私の脳内でさまざま思念が
交錯しました。

①4,200円くらい、飲みに行ったらぱ~っと使っちゃうぞ!
②4,200円もあったらハードカバー本2冊+文庫本くらい買えるぞ!
③GWで遊びに行ったと思えば安い!
④もうすぐ誕生日だ。自分へのご褒美、ご褒美。
⑤また、こんな高い本買ってきて!本棚がもういっぱいじゃないの!
⑥こんな本買うお金があったら、何か美味しいものでも食べに
 連れてってよ!甘いものでも買ってきて!
⑦あたしにスカートの1枚でも買ってくれたことあって?
⑧だって、スカートなんかいつも穿いてないだろ!
⑨買ってくれないから穿かないのよ!うううう・・・。
⑩君の部屋着、脇のところに穴が・・・指を突っ込んじゃえ。
⑪こら穴が拡がるでしょうが!
⑫・・・本、買っていいかな?
⑬あたしにスカートの1枚でも、甘いものでも買ってくれたことが
 あって!今度イオンのポイント5倍のときにさあ(後略)。

こんな脳内会議(後半は別人格に押され気味)を経て、結局買って
いません。買っていいですか(誰に聞いている?)

0504

2016年5月 2日 (月)

質素なランチタイム

うちのパダワン(弟子)が、昼の休憩で、休憩室(食堂)に来て
取り出したのは「カロリーメイト」と「バランス・パワー」の
2箱・・・。
さっそく「さすが、かめのてさんの弟子。カロリーメイトとは」と
揶揄する声が・・・私も「クリーム玄米ブラン」という乾き物を
食べているので、これではまるで、私がこういうものを食えと
強要しているようではないですか。
「かめのてさんはソーセージも食べているよねえ、ハハハ!」
という笑い声も起こる。
そう、確かに魚肉ソーセージも食べてますよ!
カロリーメイとは栄養補助食品だけど、玄米ブランは、どちらか
というと、食物繊維重視だし、魚肉ソーセージは、DHAとか
コロステロールを減らす働きのある・・・とにかく一緒にすんな!
近年彼は昼食はカロリーメイトらしい・・・とうとう私を越える男が
現れた・・・なんと末恐ろしい男よ!(どこが)

2016年5月 1日 (日)

『レヴェナント 蘇りし者』サバイバル&復讐劇

はいまあ、みなさん、こんばんは。N・淀川です。
今夜ご覧なるのは『レヴェナント 蘇りし者』。
レヴェナント・・・どういう意味やろ?レヴェナントは、
死から蘇った亡霊、みたいな意味。

19世紀。アメリカがまだ未開の地であった時代の話。
ハンターたちが、森の奥に入って、毛皮をとるために狩をしてた。
インディアン、今はネイティブ・アメリカン、言うんですか。
そんな彼らに襲われ、一行は命からがら、逃げてきた。
彼らのガイド役をしていたグラスいう男・・・ディカプリオですね。
ひげを生やして、もうタイタニックにシュっとした美少年やない。
野生の男、たくましい大人の男ですね。
でも山の中を見回りしている最中、でっかい熊、グリズリーに出会う。
まあ、ここ・・・本当に怖いですね。
なんぼ銃持ってても、グリズリーにはかないませんね。
さすがのディカプリオも、熊にボコボコにやられちゃった!

逃げる一行に、即席の担架に乗せられ、雪山を移動するけど、
結局足手まといになって、捨てられてしまうんですね。。
彼はインディ・・ネイティブ・アメリカンの女と結婚して、ホーク
という息子がおった。その最愛の息子も自分の見ている前で殺され
満身創痍のまま、雪山で取り残される・・・。

もう、普通やったら、この男死んでますね。・・・でも生きる。
這ってでも生きる。草の根をかじってでも生き延びる・・・
復讐にとりつかれた男の執念ですね。
さあ、この男、生きて仇に追いつけるんやろか。

レオナルド・ディカプリオ、この映画で念願のアカデミー賞の
主演男優賞、獲りました。そりゃあ、獲るでしょう。こんだけ
すごい演技、過酷な体験、ぜひアカデミー賞、あげてくださいね。
さあ、過酷で美しい大自然の中、男の生き様を、どうぞじっくり
御覧なさいね。

監督/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演/レオナルド・ディカプリオ 音楽/坂本龍一

* * * * *

イニャリトゥ監督の『バードマン』が面白かったので、期待して鑑賞。
『バードマン』が都会的で、ユーモラスで、ちょっとひねった内容だった
のに対して、本作はひねりもユーモアも一切なしの直球の復讐譚。
しかも極寒の地でのオールロケ。
監督はドSですか?というほど、ディカプリオは、雪の中に放置され
川に飛び込み、過酷なサバイバル生活を強いられる様を見て
「誰か早くこの男にアカデミー賞をやってくれ!」と叫びたくなります。
実話がもとになっているそうですが、私なら開始1時間以内に
死んでいると思います。
まず雪の中を流れる川に中に、足だけでも入れたくないです。
靴下濡れるのでもイヤです。
ああ、ディカプリオに生まれてこなくてよかった、と胸をなでおろすこと
間違いない作品です。

音楽が坂本龍一ですが、最後のクレジットで出るまで「そうだったの?」
と思うくらい、音楽が劇中に溶け込んでいて、分かりません。

ゾンビからのサバイバルも大変ですが、大自然のサバイバルも大変ですね
(と、きれいにまとめる)。

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