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2016年8月21日 (日)

『明智小五郎事件簿』Ⅱ

明智小五郎事件簿』Ⅱ
江戸川乱歩著 集英社文庫

明智小五郎が登場するものを、事件発生順に並べたシリーズの
第2巻。「一寸法師」「何者」を収録。

「一寸法師」は乱歩のフリークス趣味が如実に出たもので、
今となっては表現上書けない言葉のオンパレードです。
内容は怪人一寸法師が暗躍するのですが、これがなかなかちゃんと
ミステリになっているので、悪者を単に捕り物で捕まえるだけの話
ではありません。なかなか秀作だと思います(乱歩自身は作品の
出来に満足していなかったらしいですが)。

「何者」は乱歩作品ではマイナーですが、館に続く足跡とか、
いかにも本格推理ものです。
解説によれば、乱歩会心の1作だったのに、本格すぎて当時あまり
評価されず、そのせいで本格ものを書くのをやめてしまったらしい、
といことが書かれています。だとすると残念ですね。乱歩ほど
海外の本格ものに精通していた作家もいなかったでしょうに。
0821

*******

うちの妻が、深夜アニメ『坂本ですが』を毎週楽しみに見ていたが
最終回になってしまった、最終回も面白かったので、その録画を
見よう、と言って見せられました。

妻は深夜アニメとか、よく録画して見ているのですが、
『坂本ですが』にしたって、1巻が出たときにすでに、私が買って
帰って「面白いから読んでみ」と言った本なのです。
それには見向きもしないばかりか、本棚がいっぱいになるから
早く中古本屋に売って来い、などとひどいことを言うのです。

思うに、私は話題になったマンガは1~2巻が出たあたりですぐ
買ってくるので、人気の作品だけに、それがアニメ化や映画化
されたりすることが結構あるのです。たとえば

・暗殺教室
・亜人
・ワカコ酒
・僕だけがいない町
・俺物語
・重版出来
・アイアムアヒーロー

なんかですが、それには目もくれず、TVになったら見るって
どういうことなんでしょうか。せっかく買った本だから読め!
(そして本代、半分出してくれ!)

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