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2016年11月16日 (水)

『湯を沸かすほどの熱い愛』今年のNo.1

はいまあ、みなさん、こんばんは。N・淀川です。
今夜ご覧なるのは、『湯を沸かすほどの熱い愛』。
まあ、変なタイトル。それもそのはず、これは銭湯を舞台にした映画。
主演は宮沢りえ

宮沢りえは、中学生の娘と二人暮らし。家業の銭湯は夫が蒸発して1年
休業したまま。パートをしながら、なんとか食べてたけど・・・
とうどう、職場で倒れちゃった!しかも医者に行ったら、なんと
「あんた、末期がんですよ、もう余命わずかですよ」言われちゃった。
さあ、どうしよう。落ち込んじゃった・・・と思ったら・・・
このお母さん・・・強いですね。自分が死ぬ前に、何とかせなあかん、
奮起しますね。

まずは、逃げてしまった旦那を探す。探偵雇って、居所を突き止めて
連れ戻しますね。しかしこのダメ亭主。出奔したはいいけど、
相手の女も蒸発して、隠し子連れて帰って来るんですね。

娘は学校でいじめられて、登校拒否になりそうなのを、何とかする、
銭湯も再開させる・・・まあ、たいへんなたいへんな頑張りよう。
これはもう、泣いてしまいますね。でもお涙頂戴の闘病ものとは
一線を隠した本作・・・脚本がいいですね。複線の張り方も上手です。
監督・脚本はこの映画がデビュー作の中野量太、いう人。
まあ、すごい新人出てきました。今後も期待できますね。
さあ、ハンカチ握って、最後まで御覧なさいね。
泣きながらも、ちょっとびっくりなさいますよ。

『湯を沸かすほどの熱い愛』
監督・脚本/中野量太 出演/宮沢りえ、オダギリジョー、杉咲花

これは・・・泣きますね。後半あたりから、劇場のあっちこっちで
鼻水ずずず、という状態で、私の隣の席の女性は、花粉症のごとく
鼻水ノンストップ状態でした。
私は泣いてはいなかったのですが、旦那の居所を突き止めた
子連れ探偵・駿河太郎のシーンでちょっと泣きそうになりました。
結局宮沢りえは、死んでしまうのですが、その告別式の場面で
自分の小さい娘に「これはお葬式と言うんだよ。死んだらもう
会えないんだ。あのあばちゃんにも、もう会えないんだ」という
くだりで「うぐ・・・」となりました。やるな鶴瓶さんの息子。

年相応の枯れ具合の宮沢りえの熱演も、もちろんいいし、娘役の
杉咲花(とと姉ちゃんの妹役とか、ぐっさんと中華食ってるCMの子)
も、若いながらになかなかの実力派ですね。

ゴジラも『君の名は』もいいけど、わたし的には、今年みたなかで
一番の出来でした。邦画といえば、マンガや小説原作のものが多い中、
監督のオリジナル脚本で、全国公開できる実力派監督現る、という
ことで、今後も期待大です!終了しないうちに映画館へGO!

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