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2016年11月12日 (土)

『十二人の死にたい子どもたち』

十二人の死にたい子どもたち
冲方丁著 文藝春秋2016/10刊 お勧め度:★★★☆☆

廃業した病院に、あるサイトを通じて集まった安楽死志願の少年たち。
用意された12個のベッドのうち、すでに1人の少年の死体があった。
このまま安楽死を決行すべきか、少年の死の謎を明らかにしてからか。
少年らは謎解きと、死をめぐる議論を始めるのだが・・・。

著者初のミステリということですが、ミステリ色は濃くないです。
その物足りなさで★は3つ。
タイトルから思い浮かぶ『十二人の怒れる男』のように、
参加メンバーのそれぞれの考え方や、なぜ死を選ぼうとするかの
背景があって、議論や駆け引きが白熱する内容になっています。
ストーリーというより会話劇ですね。
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**********

おいーっす!
うちの奥さんが今ハマっている番組がありまして、これがEテレの
みいつけた!」という幼児向け番組です。
最近、私も録画を無理やり見せられています。
主人公のキャラクターはコッシーというのですが、これがイスです
(声はサバンナの高橋茂雄)。
イスの町というのがあって、キャラはみんなイス。なんでイス?
イスの背もたれ部分に顔があるとはいえ、手はないので、
全然動きとかとれないではないか!
動物とかいくらでも擬人化できるものがあろうに、何でイスなのか!
人間の女の子も1人出てきますが、名前がスイちゃん(イスの逆)。
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オフロスキーというおっさん(小林顕作という演劇人)が登場する
コーナーでは、ピン芸人の一人コントを見せられているようで
苦笑い(本人も半笑いの状態で演じている)。
この人、登場するときは「呼んだ?」というセリフでコーナーを
始めるのですが、先回は「呼んだ?・・・えっ、呼んでない?」と言って
コーナーが終了するというフェイクをかましていました。
番組で流れる曲が、作詞/宮藤官九郎、作曲/星野源だったり、
三宅マンこと、三宅弘城など演劇人の起用が多いです。

あと「おててえほん」というコーナーがすごいです。
幼稚園児が両の手のひらを開くと、そこに見えない絵本があるていで
アドリブで自分の考えたお話をしてくれる、というもの。
これがたいていぶっ飛んでいてシュール。
この間のやつなんかは・・・

あるところに、おうちがありました(ここまでは普通)
おうちには呪われた絵がありました(急に呪いって!)
男の子が呪いの絵に吸い込まれました(逆・貞子か!)
そこにマンボが流れてきて(急に、よりによってマンボ?)
男の子は楽しく踊りました・・・おわり。

そこで終わるのか!普通大人なら、うそでも絵から脱出して、
もとの世界に戻れるとか、なにか結末をつけようとするものですが、
マンボ踊っておしまいって、どういうことだ!

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