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2016年11月 4日 (金)

『ずうのめ人形』呪いの都市伝説

ずうのめ人形
澤村伊智著 KADOKAWA2016/7刊 お勧め度★★★★☆

オカルト雑誌の編集者をしている藤間は、ある事件をきっかけに
謎の小説原稿を読むことになる。それを機に「ずうのめ人形」という
都市伝説にまつわる怪異に遭遇する。
藤間を襲う怪異と並行して語られる小説の正体は・・・。

ホラーミステリです。
文中に何度も名前が出る『リング』と共通するものがあります。
迫り来る呪いに抗おうとする主人公たちと、謎の小説に登場する
少女のパートが交互に出てくる構成が面白いです。
主人公たちは呪いを解けるのか?というサスペンス感と
この小説に呪いを解く鍵があるのか?という謎解きの興味で
ページをめくらざるを得ないので、後半は爆読状態になります。
1104

*************

作中に登場する『リング』は私も大好きで、小説としても映画と
しても、傑作だと思っています。貞子は今や、滑稽なキャラクター
扱いをされてパロディーのネタになることも多いですが、
あの映画の怖さはまだ現役だと思います。
あれを越える怖さの作品が、まだ現れていないというべきか。

当時まだ呪い媒体が「ビデオ」だったんですよね。
技術の進歩は早い。
呪いのDVD。呪いのブルーレイ。呪いの動画配信。デスブログ。
呪いのスマホ。呪いのVR。呪いのポケモンGO・・・。

最近、人の大勢いる屋外で、スマホを見ている人がいると
「この中の何人がポケモンGOしているのか・・・」と思います。
皆さんも呪いのポケモンGOにご注意ください・・・。

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