« 『白樫の樹の下で』 | トップページ | 『やってはいけないウォーキング』 »

2017年3月12日 (日)

『Dの殺人事件、まことに恐ろしきは』

Dの殺人事件、まことに恐ろしきは
歌野晶午著 KAODKAWA2016/11刊 お勧め度:★★★★☆

「人間椅子」「押絵と旅する男」「D坂の殺人事件」「お勢登場」
「赤い部屋」「陰獣」「人でなしの恋」「二銭銅貨」
の乱歩作品を
ネタに、現代的なアイテムやテクノロジーを取り入れた作品集。
たとえば有名な人間椅子は、美人作家のもとに届くのは携帯メール
だったりします。

これを読むために実は、新潮文庫の『江戸川乱歩傑作選』と
江戸川乱歩名作選』で、主要作品は再読しました。
しかし、これから本作を読む人は、特に元ネタを知らなくても
それぞれ独立した作品として十分楽しめる内容になっています。
大乱歩をネタにするのですから、中途半端なものにはなっておらず
よく練られたストーリーに加え、ひねりが効いており、1編ごとに
面白さを堪能できます。

この中では私は「陰獣幻戯」が好きですね。これは作中にも
オリジナルの「陰獣」が登場し、その手口を模倣したストーカーが
美貌の雑貨店主をツイッターのダイレクトメッセージで脅かします。
「陰獣」は乱歩作品の中でも、最高傑作の中篇だと思うのですが
うまく料理されています。

あと、この装丁も好きだなあ。
コラージュふうの絵もいいし、レトロな書体や紙質も好き。

読み返した乱歩作品の中では「押絵と旅する男」(本作では
スマホと旅する男」)は、非常に叙情的な幻想小説で、こんなに
美しい作品だったのか、と読み返した甲斐があったと思いました。

0311


*****

デスクワークと現場のハードワークが、ランダムにやってくる
私のお仕事のせいか、食事の問題なのか、便秘がちです。
出るものが出ないと不安になり、ついピンクの小粒のお世話に
なっています。
そこで最近昼食に食べているのが、寒天ゼリー。0カロリーなので
ダイエットとして食べる方もいるようですが、私はお通じ対策。
わたくし、食物繊維はお通じにいいと思っていて、ブランとかを
よく食べるのですが、食物繊維には2種類あるそうですね。
イモなどの食物繊維は、う○この材料になるんですが、逆にそいつを
固くする働きがあるらしいです。
寒天に含まれる「水溶性食物繊維」はそうではないらしく、こっちに
重点を置こうと、ブランの量は半分にして、寒天ゼリーを食べ始めて
お通じも改善傾向にあります。

しかし、寒天ゼリーなるもの、あまり売っていなくて、スーパーでは
殆ど見かけません。ところがセブンイレブンにはなんと3種類、
ぶどう、りんご、みかん味があり、100円くらいです。
1個が豆腐1丁くらいあるので、お腹もふくれます。
0308

ただね、味がゼリーなんかと比べて、そうおいしくはないんです。
まずくもないけど、そういうダイエットとかの効能がなければ
誰も好んで買わないでしょうね。定番になっているからには、
そういう目的で買う人が一定数存在するんでしょうね。
いつも行くセブンには定番であるので助かっています。
お願いだから定番から外さないでね。

« 『白樫の樹の下で』 | トップページ | 『やってはいけないウォーキング』 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

食物繊維には二種類ある。

初耳です!
そうなんですかー。

私は便秘で悩んだことがないので
食物繊維に興味を持ったことがなかったです。(^^;

しかし、かめのてさんのお昼ご飯は
いつも、宇宙食的~~

便秘も困るのですが、おしっこが近いのも
問題なのです。
齢はとりたくないものです。


一般市民が宇宙に行ける日も近いですよ。
今のうちにレビさんも、宇宙食に慣れておかないと!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『Dの殺人事件、まことに恐ろしきは』:

« 『白樫の樹の下で』 | トップページ | 『やってはいけないウォーキング』 »

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

2019年注目のミステリ

  • 横山秀夫: ノースライト (★★★★★)
  • 加納朋子: いつかの岸辺に跳ねていく (★★★★★)
  • 道尾秀介: いけない (★★★★★)
  • ジョーダン・ハーパー: 拳銃使いの娘 (★★★★★)
  • 澤村伊智: 予言の島 (★★★★)
  • 伊吹亜門: 傘と刀 (★★★★★)
  • 宮部みゆき: 昨日がなければ明日もない (★★★★★)
  • 今村昌弘: 魔眼の匣の殺人 (★★★★★)