« 新しい職場にて | トップページ | 映画『メッセージ』 »

2017年5月10日 (水)

『幕末単身赴任 下級武士の食日記 増補版』

青木直巳著 ちくま文庫2016/09刊 お勧め度:★★★★★

時は万延元(1860)年、江戸藩邸勤務を命じられた紀州和歌山藩の勤番侍
酒井伴四郎は、江戸での単身赴任の日々をこと細かに日記に記した。
蕎麦やすし、どじょうなどの定番江戸グルメから、質素倹約を主とした
長屋の食生活まで、几帳面な伴四郎の日記から当時の江戸の「食」を
紙上再現した本(webより)

なんとなく面白そうな本ないかと思って、目に留まり買った本でしたが
これはなかなかアタリでした。

時は幕末近く、若侍・酒井伴四郎氏の日記は、今で言えばブログか
ツイッターかというくらい、蕎麦を食べたの、ご飯がうまく炊けたの
といったことを、いわゆる「候文」で書いています。
私のブログも候文にしようかしら、と思うくらい。

まず日記の引用があって、その後の著者が当時の伴四郎氏の様子に
思いを馳せて、想像を巡らせる解説文がつく、という構成になっています。
日記の候文は、一見読みにくいのですが、私は逆にそこを飛ばさないで
いちいち、ちゃんと読みました。そのほうが気分が出るので。

伴四郎氏の日記には、蕎麦、餅、道中にはその土地の名物、それに
江戸は単身赴任先なので、あちこち食べ歩いたり見物したりという
日記にはもってこいの生活が活写されています。
それにお酒好きらしく、いろんなものを肴に酒を飲んでいます。
なんかちょっと読んでて羨ましくもなります。
Photo

*****

引越前の片付けや、引越し後の片付けで徳川家の埋蔵金が発見されました。

忘れていたへそくり・・・3万5千両
捨てようと思って中を検めたバッグ内より・・・7千両
別のバッグより財布・・・3千両

2番目の7千両なんて、旧紙幣でした。野口英世ではなく夏目漱石。
う~ん、使いにくいので銀行にでも預金しちゃおう。

さあ、みなさんもこの発見の快感を味わうために、あちこちにお金を
隠してみてはいかがでしょうか。そして引越しをしましょう!

« 新しい職場にて | トップページ | 映画『メッセージ』 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

おーっ!
これは欲しいです。

いつもは図書館から借りてくる不埒な私ですが
これは買いたいなぁ

そして…
埋蔵金、探してみます。
どっちみち、ダンシャーリーになるつもりなので。
ダンシャーリーは私のブログのどこか参照のこと!
(要は、断捨離とアンシャーリーをかけただけです。(^^; )

ダンシャーリーですか。
それはダ・ジャーレーですね。

捨てる、モノは持たない生活を誓ったものの
つい「ネスカフェ・ドルチェグスト」なる
コーヒーマシーンを新たに買ってしまいました・・・。
カプセルを装填してスイッチポンで
コンビニコーヒーみたいのがちゅーと出てきて
楽しいんだもの。

読んでいる途中ですが
たしかに、ブログのようです。
よくぞ、書いて残してくれたって思います。

まぁ、こまめによく食べたものを書いてますね。
合間に、ちょこちょこはさまる、愚痴も面白い。

私、市の無料講座「古文書教室」にいったことがあるのですが
テキストにあまり興味が持てなくて、挫折しました。
これがテキストなら、おもしろかったのになぁと思いました。

もちろん、候文は読んでます。
これを読まないと気分が出ないですね。
できたら、原文もみたい。

しかし、甘いものをよく食べてるし、よく飲んでるし、楽しんでますね~。
囲碁も、そこそこ強そう。置き石、あの時代からあったんだなー。

お、読まれていますか。
この人、いま生きてたら「蕎麦屋なう」みたいな・・・。
なう、は古いか。

今日は映画『メッセージ』を観候。
SF映画のわりに文芸作品みたいで、やや眠いで候。
感想はまた書くでSOLO。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『幕末単身赴任 下級武士の食日記 増補版』:

« 新しい職場にて | トップページ | 映画『メッセージ』 »

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

2019年注目のミステリ

  • 横山秀夫: ノースライト (★★★★★)
  • 加納朋子: いつかの岸辺に跳ねていく (★★★★★)
  • 道尾秀介: いけない (★★★★★)
  • ジョーダン・ハーパー: 拳銃使いの娘 (★★★★★)
  • 澤村伊智: 予言の島 (★★★★)
  • 伊吹亜門: 傘と刀 (★★★★★)
  • 宮部みゆき: 昨日がなければ明日もない (★★★★★)
  • 今村昌弘: 魔眼の匣の殺人 (★★★★★)