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2017年12月

2017年12月26日 (火)

『皇帝と拳銃と』

皇帝と拳銃と
倉知 淳著 東京創元社2017/11刊 おすすめ度:★★★★☆

4篇からなる倒叙ものミステリーの連作です。
「死神警部」がその部下のイケメン刑事を伴って、
犯人を追い詰める、というシリーズです。

表題作は、「皇帝」という渾名の大学教授が、
自分を強請ってくる事務員を大学の建物から墜落死させるのですが、
いかにしてそれを実行したか、その方法を含め、
死神警部が推理し犯人に迫っていきます。

倒叙ものだけに「コロンボ」や「古畑」を彷彿とさせるものが
ありますね。去り際に「あともうひとつ」とか言って、
犯人が気になることを言いつつ帰っていく、みたいな。
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*****

刑事コロンボ」は子供の頃から好きで、家族でNHKを
見ていました。子供心に「それはちょっと反則だよねえ」と
思う回もありましたが。特に犯人をハメちゃうやつ。
二見文庫から出てた小説版も何冊か読んだなあ。

細かすぎて分かりづらいモノマネとして、こういうのを
考えたことがあるのですが、まだお披露目していません。

細かすぎて分かりづらいモノマネ
<刑事コロンボで、まさか自分のところのボスが殺人犯とは
知らない、社長秘書のおばさん>

「コロンボさん、コーヒーのおかわりはいかがかしら?」

というのですが、受けるでしょうか、すべるでしょうか?

2017年12月22日 (金)

かめのて、ブログ再開するってよ。

とうとう再開します!
引っ越してからPCのある部屋がキッチンになって
とても寒いので、電源入れるのが億劫になりますが頑張ります。

最近読んだ本
愚者の毒
宇佐美まこと著 祥伝社文庫 おすすめ度:★★★★★

借金とりから逃げながら、日陰に生きる葉子。
死んだ妹からやむなく引き取った子供は、
失語症でうなり声をあげるばかり。
そんな地獄に苦しむ彼女に、手を差し伸べた希美(きみ)。
しかしその希美にも、闇の過去があった。
現在、60年代、80年代を行き来する物語から
徐々に明かされる忌まわしい過去とは。

これはなかなか重たい話でしたが、読み応えがありました。
特に60年代の筑豊を舞台にした章はすさまじく
日本にもこんな時期が、こんな場所があったのだと唸りました。
石炭燃料の時代が終わり、廃坑になった炭鉱労働者の生活苦は
まさに筆舌に尽くしがたいものがあったのですね。
私が生まれた頃の日本の話とは思えません・・・。
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*****

最近の書店には「一番くじ」の類を扱っているところがありますが、
私はこういうのに興味がなく冷ややかに見ていました。
しかし『最後のジェダイ』公開を機に、
ついに「スターウォーズくじ」を引いてしまいました。
「A賞」は雪だるま型のロボット「BB-8」のぬいぐるみで、
60センチくらいある本格的な(?)やつです。欲しい!
でももしこれが当たったら・・・。
「こんなもの、この狭い部屋のどこに置くのよ!」
「誰が掃除すると思ってんの!?」
という、うちにいる女の人の形相が目に浮かんで、
くじを引く指先も、そっと震えました。
「当たれ!いや、当たるな!・・・否、むしろ当たれ!
しからずんば当たることなかれ!
而して当たろうとも如何いたさん、
なれど願わくば当たりたること春の夜の夢の如し・・・」
「あのう、早く引いて下さい」
「あ、すみません」と、1枚引いてめくると
「B賞・ビッグタオル」でした。
B賞!A賞ではないけど、タオルだしビッグだし、
実用的で嵩張らないし、怒られないし、最高ではないですか!
初めて引いたくじが、B賞でホクホクして家路につきました。
B賞、B賞・・・せめてこの冬のボーナスの査定もBだったらねえ。
ボーナスの明細を見ると、昨年より5万円減。
くじはC賞でも、査定はB以上でお願いしたかったですねえ。
稼ぎが少なくてすみません。
皆さんもフォースと共にあらんことを・・・。

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今年の注目ミステリ(2017/11~)

  • 宇佐美まこと: 熟れた月 (★★★★★)
  • 下村敦史: サハラの薔薇 (★★★★★)
  • 倉知淳: 皇帝と拳銃と (★★★★)

今年の注目ミステリ海外編(2017/11~)

  • そしてミランダを殺す (★★★★★)
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