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2017年12月22日 (金)

かめのて、ブログ再開するってよ。

とうとう再開します!
引っ越してからPCのある部屋がキッチンになって
とても寒いので、電源入れるのが億劫になりますが頑張ります。

最近読んだ本
愚者の毒
宇佐美まこと著 祥伝社文庫 おすすめ度:★★★★★

借金とりから逃げながら、日陰に生きる葉子。
死んだ妹からやむなく引き取った子供は、
失語症でうなり声をあげるばかり。
そんな地獄に苦しむ彼女に、手を差し伸べた希美(きみ)。
しかしその希美にも、闇の過去があった。
現在、60年代、80年代を行き来する物語から
徐々に明かされる忌まわしい過去とは。

これはなかなか重たい話でしたが、読み応えがありました。
特に60年代の筑豊を舞台にした章はすさまじく
日本にもこんな時期が、こんな場所があったのだと唸りました。
石炭燃料の時代が終わり、廃坑になった炭鉱労働者の生活苦は
まさに筆舌に尽くしがたいものがあったのですね。
私が生まれた頃の日本の話とは思えません・・・。
1222

*****

最近の書店には「一番くじ」の類を扱っているところがありますが、
私はこういうのに興味がなく冷ややかに見ていました。
しかし『最後のジェダイ』公開を機に、
ついに「スターウォーズくじ」を引いてしまいました。
「A賞」は雪だるま型のロボット「BB-8」のぬいぐるみで、
60センチくらいある本格的な(?)やつです。欲しい!
でももしこれが当たったら・・・。
「こんなもの、この狭い部屋のどこに置くのよ!」
「誰が掃除すると思ってんの!?」
という、うちにいる女の人の形相が目に浮かんで、
くじを引く指先も、そっと震えました。
「当たれ!いや、当たるな!・・・否、むしろ当たれ!
しからずんば当たることなかれ!
而して当たろうとも如何いたさん、
なれど願わくば当たりたること春の夜の夢の如し・・・」
「あのう、早く引いて下さい」
「あ、すみません」と、1枚引いてめくると
「B賞・ビッグタオル」でした。
B賞!A賞ではないけど、タオルだしビッグだし、
実用的で嵩張らないし、怒られないし、最高ではないですか!
初めて引いたくじが、B賞でホクホクして家路につきました。
B賞、B賞・・・せめてこの冬のボーナスの査定もBだったらねえ。
ボーナスの明細を見ると、昨年より5万円減。
くじはC賞でも、査定はB以上でお願いしたかったですねえ。
稼ぎが少なくてすみません。
皆さんもフォースと共にあらんことを・・・。

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コメント

おめでとうございます!

ブログ再開にあたって、幸先よいではありませんか!!

まさに60年代筑豊で子供時代数年すごしました。
夕日が沈むボタ山の風景が、懐かしく思い出されます。

こどもだったから、周りのことはわからなかったけれど
断片的な思い出の中には、はっと思い当るものがあります。
私自身は何不自由ない幸福な子供時代でしたけどね。。

辛い気がするので、多分読まないですが。(^^;

再開嬉しいです。

フォースと共にあらんことを!
(最初の三部作しかみてないんですけどね。(^^;…)

また読んでくださって、ありがとうございます。

筑豊で子ども時代でしたか!
ボタ山、というのが映像として頭に浮かびませんが
まあ、日本もちょっと前(?)までは、家に白黒TVが
あるか、ないか、という頃でしたもんねえ。
今やスマホにゲームに、スターウォーズくじですよ!

来年はフォースをちょっとでも身につけて
よめの尻を畳から10センチくらい、浮かせてやります。

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