« 『海妖丸事件』意外に本格 | トップページ | 映画『シェイプ・オブ・ウォーター』 »

2018年3月30日 (金)

『熟れた月』案外いい読後感

熟れた月
宇佐美まこと著 光文社2018/02刊 お勧め度:★★★★★

高校生の結は、憧れの先輩の母親がときどき自分がバイトしている
ファミレスに来ていることに気づく。結は彼女から
「ウーピーパーピーの木の下に埋めた」という謎の言葉を託される。
これを息子に伝えて欲しいと。
結は勇気を出して先輩に伝えようとするが、先輩の母親は
ある殺人事件の犯人なのだった・・・。

という話の出だしですが、そこは導入部分にすぎなくて、
後は闇金を経営する末期がんの女と、そこで働く取立て屋の男を
中心に話が進んでいきます。

殺人事件が冒頭で起きますが、犯人が誰かとかいうミステリー
ではなく、ちょっとファンタジックな要素も入った内容に
なっています。闇金がらみの話なので、ダークな部分も多いですが
前に読んだ同じ著者の『愚者の毒』よりは読みやすく、
しかも読後感がすごくいいので、お勧めです。
映像化してもいけそうな感じです。NHKで4回連続で(笑)
0000

**********

白浜(和歌山)で両親と落ち合って、白浜温泉で一泊しました。
あいにくの雨で風も強くて「三段壁」(崖の名所)では
傘が飛ばされそうでした。そこには洞窟もあって、エレベーターで
洞窟まで下りていくことができます。乗るのに1300円します。
日本一高額なエレベーター(笑)。でも洞窟内はなかなかの迫力で
海水がすごい勢いで激流のように洞窟内を流れていくのを見るのは
結構楽しかったです。
なぜかエレベーター前に「ウミウシおさわりコーナー」があり、
背の低い水槽に、ウミウシだかアメフラシだかがたくさんいて、
触るとプニプニしてキモかわいかったです(笑)。
0000_2
三段壁洞窟


温泉宿で一泊して翌日は「アドベンチャーワールド」という
サファリパークでパンダを見る予定でしたが、2日続きの雨で
急遽、足を伸ばして爺さんと伯父さんの墓参りへ。
墓参りの瞬間は雨が止んでいたので、なんとかお参り終了。
パンダと墓参りでは、イベントとしてはエンタメ性にだいぶ開きが
ありますが。両親を実家まで車で送ってから帰りました。

« 『海妖丸事件』意外に本格 | トップページ | 映画『シェイプ・オブ・ウォーター』 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『熟れた月』案外いい読後感:

« 『海妖丸事件』意外に本格 | トップページ | 映画『シェイプ・オブ・ウォーター』 »

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

2019年注目のミステリ

  • 横山秀夫: ノースライト (★★★★★)
  • 加納朋子: いつかの岸辺に跳ねていく (★★★★★)
  • 道尾秀介: いけない (★★★★★)
  • ジョーダン・ハーパー: 拳銃使いの娘 (★★★★★)
  • 澤村伊智: 予言の島 (★★★★)
  • 伊吹亜門: 傘と刀 (★★★★★)
  • 宮部みゆき: 昨日がなければ明日もない (★★★★★)
  • 今村昌弘: 魔眼の匣の殺人 (★★★★★)