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2018年3月15日 (木)

『海妖丸事件』意外に本格

海妖丸事件
岡田秀文著 光文社文庫2018/02刊 お勧め度:★★★★☆

杉山潤之助の上海出張に、旧知の探偵・月輪龍太郎が同道する
ことになった。
彼らの乗る豪華客船・海妖丸が出発する直前の横浜港で、
船客の政商らに宛てて奇妙な予告状が届く。
絢爛な船旅の途上、仮面舞踏会や沙翁劇の最中に起こる殺人。
本格ミステリの醍醐味を堪能できる、傑作推理小説。
(Webより転載)

昨年評判の良かった『帝都大捜査網』が面白かったので
文庫で出たばかりのこちらを購入。
月輪龍太郎(がちりん、と読む)はシリーズになっているようで
これは第3弾。時代設定が現代ではないので、なんだか
ルパンとか怪人二十面相が出てきそうなレトロ感がいいです。
犯行予告が来ているのに、顔が分からなくなる仮面舞踏会を
しなくてもね。まあ、そこがいいんですよ(笑)。
POPな乗りの割には、トリックなんかもしっかりしていて
ちゃんと本格ミステリを味わえて面白かったです。
0315


*******

最近は科学捜査が主流で、スマホや防犯カメラなどの発達で
ミステリも書くのが大変ですよね。
携帯電話のせいで「すれ違いメロドラマ」が作れなくなった、
なんて話も聞きます。
その点、時代がかったミステリは時代考証の大変さはあるでしょうが
ストレートに推理が楽しめるのでいいですね。

逆に科学捜査や法医学をテーマにしたドラマもできるわけで
今だと「アンナチュラル」なんかが面白いです。
シン・ゴジラ」の石原さとみは、どついてやりたくなりますが
このドラマの石原さとみは可愛いです(個人の感想です)。
そういえば市川日実子もシン・ゴジラに出てましたね。
終始怖い顔で早口でなんか喋ってたなあ。
総理役だった大杉漣さん、亡くなったなあ・・・・・・
「バイプレイヤーズ」観てたのに・・・。

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