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2019年3月

2019年3月31日 (日)

クリント・イーストウッド『運び屋』

映画『運び屋

デイリリーという花を育てる園芸家のアール(イーストウッド)は
仕事人で、彼の花は品評会で大評判だ。その反面、彼は家庭を
ないがしろにし、娘の結婚式さえすっぽかしてしまう男。
その彼も仕事が行き詰まり、今ごろになって家族を頼ろうにも
門前払いを食らってしまう。そんなアールに声を掛けてきたのは
麻薬の売人だった。ブツを運ぶだけで金になると言われ
ホイホイ乗ってしまう。
稼いだ大金を孫娘の結婚式に使い、感謝された彼は舞い上がり、
さらに運び屋稼業に精を出すことになるが・・・。

クリント・イーストウッドが目にした「90歳の運び屋」という
小さな記事をもとに作られた本作。
さすがにもう銃をぶっ放したり、走る列車でアクションする
わけにもいかないので、比較的地味なつくりですが、
やはり名優・名監督が撮れば、囲み記事もこんなに面白い映画に
仕上がります。

アールという爺さんは、朝鮮戦争の修羅場をくぐってきた男で
年齢もあってか、開き直っているというか、怖いものなしです。
大量の麻薬を積んでいても、寄り道してサンドイッチのうまい店に
行っちゃったり、危なっかしいのですが、
自身も映画界を渡り歩いて来た猛者であるイーストウッドがやれば、
なんだか説得力があります。お薦めです。

2019年3月29日 (金)

『酒好き医師が教える最高の飲み方』

酒好き医師が教える最高の飲み方
葉石かおり著 日経BP2017/11刊 お薦め度:★★★★☆

「酒好き医師が教える」という書名ですが、書いているのは
「酒ジャーナリスト」という肩書きのライターで、医師は
監修をしているようです。
本の中で、多数の専門医や研究者を訪れては、各テーマごとに
内容を掘り下げていきます。なので、ライターが適当なことを
ほざいているわけではなく、医学の最新データに基づいた
内容になっています。

とはいえ、最終的にどの医者も言うのは同じ。
「ほどほどにしときなさいよ」
ということ。つまり日本酒なら1合、多くて2合。
ビールなら中瓶1本。休肝日もね、という話。
最新データをもってしても、ここは昔から言われていることと
あまり変わらない。
なので、この本を読んで「よーし、この攻略法で二日酔いは
しないし、太らないで沢山飲めるぞ~!」なんて
調子のいい話にはなりません。

飲めるぞ~って言うより、むしろ焼酎を飲むのをやめました。
買い置きすると飲んでしまうので、買っていません。
焼酎でも割って飲めば健康的ですが、ストレートで飲むので
胃腸や食道にもよろしくない。これこそ癌のもとだなあと。
ということで、この本を機にアルコール度数は15度まで、
つまり日本酒かワインまでにしました。
・・・つまりトシってことかな。

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