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2019年4月 6日 (土)

映画『グリーンブック』

トニーはナイトクラブの用心棒をするような、がさつで暴力的な男。
職がなくなって紹介された口が、天才黒人ピアニストの、
ドクター・シャーリーの運転手。

シャーリーは黒人差別が激しい、アメリカ南部のツアーに行くのに、
用心棒・兼運転手が必要だったのだ。
そのガイドになるのが「グリーンブック」。これは当時、黒人が
旅行するのに、黒人が泊まれる宿などが紹介された本だ。

これを手に南部へと向かう2人あったが、教養もありお金もある
上品なシャーリーと、黒人に差別と偏見をもつ粗暴なトニーは
道中、ぶつかり合うことになる。
しかし黒人が言われも無い差別をたびたび受ける様を見るに付け、
トニーもシャーリーへ歩み寄っていくが・・・。


アカデミー賞の作品賞ほかを獲っただけあって、もちろんいい
出来でした。お涙頂戴の感動押し売りものではありませんが、
それでも私は最後のほうのトニーの奥さんの一言で、
急にちょっと涙が出てしまいました。

当時の黒人差別は、けっこうえげつないもので、ピアニストとして
招かれて、演奏は拍手喝采なのですが、その扱いはトイレから何から
白人とは別、という徹底ぶり。
それをことさら、社会派映画にしないで、ヒューマンドラマとして
まとめたことで、時代の異なる外国にも受け入れやすいストーリーに
なっています。

ユーモアも交えていて、車内でケンタッキー・フライドチキンを
食べるシーンは、声出して笑ってしまいました。

主演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ
監督:ピーター・ファレリー

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コメント

ひさしぶりに映画館で観てきました。
おもしろかった~。
爽快。(笑)
だぼだぼおなかのオヤジがカッコよく見えてくる。

差別問題はほんとひどいもんなんですが
ユーモアがあるので、つらくなりすぎずに
ときどき笑いながら見てきました。

奥さんの一言、効いてましたね。
ロードムービー、やっぱりいいなぁ。
最後がクリスマスだし。

冥界のオル~は、若いころ、よくわからんと思った覚えがあります。(^^;
私は全編に流れていたあの当時のポップミュージックが、どまんなか。
大好きなんですよね。
リアルタイムでは物心つくや否やですが。

ちょっと、うれしいこともありました!
チケットう売り場で、シニア一枚、っていったら
えっ?と二度見された。
ひゃっほー。

昨夜からの興奮が続いていて長いコメントしてしまいました。(^^;

クリスマスで終わるところが、欧米か!って感じですね。
日本人のケーキとパーティーだけのクリスマスとは
ちょっと意識が違うんでしょうね。

車を2度目に警官に止められるところも、
クリスマスでよかったね、と思います。

私は「夫婦50割引」っていったとき、
え?って顔されませんでしたよ!

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