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2019年5月11日 (土)

『予言の島』

予言の島
澤村伊智著 KADOKAWA2019/3刊 お薦め度:★★★★☆

瀬戸内海に浮かぶ霧久井島は、霊能者・宇津木幽子が
6人の死者が出ると予言を遺した場所だ。
天宮淳は幼馴染たちと興味本位から島へ向かうが、宿泊予定の旅館は
「怨霊が下りてくる」という理由でキャンセルされていた。
やがて起きる第1の殺人。
悪天候の中、緊急事態に慌てる淳たちをよそに、
島の住人たちは怨霊を恐れて家の扉を閉ざしたままだった・・・。

映画化された『ぼぎわんが来る』のホラー作家・澤村伊智さんの
ホラーテイストのミステリ。
宜保愛子さんを思わせる霊能者の宇津木幽子の霊視や予言に
翻弄される島民や若者たちの姿が、ちょっとかわいそう。
ホラー要素はあるものの、合理的解決があるのでミステリジャンルの
作品と言えましょう。さらに大きな仕掛けもあって、サプライズも
楽しめる作品になっています。
万人にお薦めではないですが、好きな人は好きかな(なんじゃそりゃ)
0511 

************

令和ですね。10連休とかいって、世間はお祭り騒ぎでした。
私は普通に仕事してました。なんも変わりません。
10連休の人は4割以上いるそうですが、交通、観光、小売、飲食
といった職業の人は、まあそういうときこそ忙しいですわね。
私のようなXX業の人も含め、そういう人は、じゃあ別の機会に
長期休暇をとれるかというと、実際はそうでもない。
みんなが休むから休めるのであって、働いている同僚をよそに
ハワイに行けるわけでもないのが実情じゃあないでしょうか。
10連休なんて正直いらないけど、月間休日が増えるとかのほうが
ありがいですわね。

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コメント

宗像教授シリーズとか、QEDシリーズとかは
かなり好きなんですが…。
金田一シリーズは苦手。(少年じゃなくて横溝正史の。)

好きな人は好き、の好きなほうに入りそうなら
読んで見たいが、怖いのは苦手。(笑)

合理的解決ってのは、すごくうれしい。

迷ってます。(笑)

この本の中に、横溝だの京極だのといったワードが出て
土着、土俗のモノに惹かれる人が登場するので
横溝感、あります(笑)。
なのでレビさん好みではなさそう。

これから読む横山秀夫『ノースライト』を
オススメしておきます。
って、まだ読んでないけど。

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