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2020年7月23日 (木)

NOシュヨウ日記 第7回

7月4日その2 
病院で面会

施設探しのあと、病院に向かい、母の見舞い。
感染症も落ち着いたので、短時間なら面会できるらしい。
病室のあるフロアのエレベーターのドアが開いたら、
ちょうど叔母が母の乗った車椅子を押しているところだった。

しかし母は久々に会った我々兄弟に声をかけるでもなく
殆ど反応がない。こっちが誰だか分かっていないのか?

1Fの広いスペースに降りて、4人で話をする。
母の声は蚊のなくようなボリュームで、しかも支離滅裂な
ところがあり、1、2割程度しか理解できない。

「ユニバーサルについては、ここでは話すわけにはいかない」
などの謎のフレーズが何度も出てくる。
「ユニバーサル」が何を表すのか訊いても答えてくれない。
まるで闇の組織「ユニバーサル」の秘密を自分は知っていて
誰かに聞かれると、消されてしまう・・・みたいな。
それともただ「USJに死ぬまでに1回行きたかった」
ということなのだろうか?さっぱり分からない。

病室に戻って、ちょっと母がうとうとしている間に、担当の
看護師さんに話を聞く。
その後、母が目を覚まして、何か言っているので聞くと
「○○ちゃんは元気か、○○ちゃんのお母さんやお父さんは
元気なのか?」
と私の妻の名前を出して、聞いてくるのだった。
この数分の居眠りでスイッチが入り、私が誰か認識したらしい。

「じゃあ、また来るからな」と言うと
「あんまり無理するな、お前は忙しいんだから、正月にでも
また帰って来くればいい」
「正月にお酒を飲んだらいいじゃないか」
というようなことをしきりと言っているが、半分方、理解は
できない(ほぼ聞き取れない)。
そしてこの人に次の正月が来るのかは分からないのだった。

病院のあとは、実家に行って父に会う。
父はどの程度、施設に見舞いに行くつもりか、その程度によって
施設の場所も考えたかったので聞いてみた。
意外と少なく「週1回のつもり」だという。
というのは今まで母がやっていた家事を全部自分でやって、
週3回は透析で通院もしているので、年寄りには忙しくて
結構大変らしい。

そうなると父が一人で見舞いに行くというより、我々兄弟が
車で拾って、一緒に週1、2回行くのが正解のようだ。

つづく

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