映画・テレビ

2019年10月 1日 (火)

見えない目撃者 緻密な脚本に手に汗!

いや~、上がりましたね消費税。アゲアゲです。
当ブログも本日より2%増しでお送りします(笑)。


映画『見えない目撃者

警察学校出たてで、まさに警官になろうという直前、
交通事故を起こし、同乗していた弟を目の前で亡くしたうえ
自身も失明してしまったなつめ(吉岡里帆)。
弟の死を受け入れられないまま3年が経ち、盲導犬と
盲人用のアプリの助けを借りながら、母親と暮らしていた。

そんな中、自動車とスケボーの高校生との接触事故に遭遇する。
車内に少女が閉じ込められていることを察知しつつも
目が見えないゆえ、どうすることもできない。
誘拐事件として警察へ届けるが、対応した刑事2名
田口トモロヲ大倉孝二)は、事件性に半信半疑だ。
やむなく自ら捜査をはじめたなつめは、接触事故の被害者
春馬(高杉真宙)とともに、真相に迫っていくが・・・。


海外作品のリメイクだそうですが、非常に面白い映画でした。
特筆すべきは脚本の緻密さですね。無駄もスキもない、
骨まで食べられるサスペンスのお手本のような出来です。

たとえばオープニングで警察学校時代の里帆ちゃんが
訓練しているシーン、卒業生代表で挨拶しているシーンで
里帆ちゃんが警官となったらいかに優秀なのかを
わずかなシーンで伝えています。

ある人物のセリフが次の人物の行動につながったり、
事件解決の糸口になったり、そこのテンポも非常にいいです。
間延びしない展開は、ご都合主義や偶然にたよりがちですが
そういうアラもなく、スピーディに事件の核心に迫っていきます。
途中、おしっこに席を立つ暇も与えません(笑)。

ということで、おすすめ映画ですがR15指定です。
エロはないですが、グロ描写はあります。そこがクリアできる方は
映画館へGO!です。

監督:森淳一 脚本:藤井清美
お薦め度:★★★★★

******

増税前に本の買いだめするぜ!と思いましたが、結局駆け込みで
買ったのは2冊だけでした。

あと、うちは最近調子が悪かった炊飯器を買いました(笑)。
冷蔵庫も電子レンジもTVも買い換えるかって話もあったのですが
案外、大きな買い物、できないもんですね。

2019年4月 6日 (土)

映画『グリーンブック』

トニーはナイトクラブの用心棒をするような、がさつで暴力的な男。
職がなくなって紹介された口が、天才黒人ピアニストの、
ドクター・シャーリーの運転手。

シャーリーは黒人差別が激しい、アメリカ南部のツアーに行くのに、
用心棒・兼運転手が必要だったのだ。
そのガイドになるのが「グリーンブック」。これは当時、黒人が
旅行するのに、黒人が泊まれる宿などが紹介された本だ。

これを手に南部へと向かう2人あったが、教養もありお金もある
上品なシャーリーと、黒人に差別と偏見をもつ粗暴なトニーは
道中、ぶつかり合うことになる。
しかし黒人が言われも無い差別をたびたび受ける様を見るに付け、
トニーもシャーリーへ歩み寄っていくが・・・。


アカデミー賞の作品賞ほかを獲っただけあって、もちろんいい
出来でした。お涙頂戴の感動押し売りものではありませんが、
それでも私は最後のほうのトニーの奥さんの一言で、
急にちょっと涙が出てしまいました。

当時の黒人差別は、けっこうえげつないもので、ピアニストとして
招かれて、演奏は拍手喝采なのですが、その扱いはトイレから何から
白人とは別、という徹底ぶり。
それをことさら、社会派映画にしないで、ヒューマンドラマとして
まとめたことで、時代の異なる外国にも受け入れやすいストーリーに
なっています。

ユーモアも交えていて、車内でケンタッキー・フライドチキンを
食べるシーンは、声出して笑ってしまいました。

主演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ
監督:ピーター・ファレリー

2019年3月31日 (日)

クリント・イーストウッド『運び屋』

映画『運び屋

デイリリーという花を育てる園芸家のアール(イーストウッド)は
仕事人で、彼の花は品評会で大評判だ。その反面、彼は家庭を
ないがしろにし、娘の結婚式さえすっぽかしてしまう男。
その彼も仕事が行き詰まり、今ごろになって家族を頼ろうにも
門前払いを食らってしまう。そんなアールに声を掛けてきたのは
麻薬の売人だった。ブツを運ぶだけで金になると言われ
ホイホイ乗ってしまう。
稼いだ大金を孫娘の結婚式に使い、感謝された彼は舞い上がり、
さらに運び屋稼業に精を出すことになるが・・・。

クリント・イーストウッドが目にした「90歳の運び屋」という
小さな記事をもとに作られた本作。
さすがにもう銃をぶっ放したり、走る列車でアクションする
わけにもいかないので、比較的地味なつくりですが、
やはり名優・名監督が撮れば、囲み記事もこんなに面白い映画に
仕上がります。

アールという爺さんは、朝鮮戦争の修羅場をくぐってきた男で
年齢もあってか、開き直っているというか、怖いものなしです。
大量の麻薬を積んでいても、寄り道してサンドイッチのうまい店に
行っちゃったり、危なっかしいのですが、
自身も映画界を渡り歩いて来た猛者であるイーストウッドがやれば、
なんだか説得力があります。お薦めです。

2018年10月 2日 (火)

『プーと大人になった僕』

「100エーカーの森」でくまのプーさんやティガーなどの
ぬいぐるみと遊んで暮らしたクリストファー・ロビン。
寄宿舎つきの進学校に入るため、森に別れを告げた彼は
やがて大人になって、森のことを忘れて行く。
結婚し一女をもうけ、さらに徴兵されて戦争にも行く・・・。

そして現在の彼はある企業の「旅行鞄部門」のマネジャーになり
上層部からは20%のコストカット(人員含む)を要求されている。
仕事人間の彼は、妻や子を愛しながらもつい放置してしまい
コストカット策に頭を悩ませている。
そこに現れたのが、プーさんだった・・・。

ところで皆さん、プーさんは「生きているぬいぐるみ」だと
ご存知でしたでしょうか?
私は黄色いクマだと思ってました。
ジャングル大帝が白いライオンなら、プーさんは蜂蜜食べ過ぎて
黄色くなったクマ・・・。でも違いました。
プーさん以下、ティガーもぬいぐるみ。
クリストファー・ロビンのおままごとか妄想かで生み出された
動くぬいぐるみだったのです。

それはともかく、本作は子供はもとより、仕事は残業三昧、
たまに仕事が早く片付くと飲んで遅くなり、子供の教育は奥さんに
任せっきりというような、ごく平均的な世の夫どもには
耳の痛い、または共感できる内容になっています。

ただストーリーとしては想像の範囲内で、そんなダメ夫が
純真なプーさんとの再会で、家族との絆を取り戻す、という
そんな話ですが、大人もちょっと泣けます。
私は、蜂蜜の瓶がテーブルの上を汚し、床に落ちて割れる
というメタファー的なシーンで泣いてしまいました・・・。

監督/マーク・フォースター 主演/ユアン・マクレガー
お薦め度:★★★★★

******

さて土曜~日曜は台風が日本を襲って大変だったのですが、
台風の話題と並行したのが名古屋市港区の「ららぽーと」の
オープンでした。
名古屋初のららぽーとのグルメなどを紹介する番組も土曜に多く
放映されてましたが、負けじと常滑市にあるイオンやセントレア
(中部国際空港)もお笑い芸人を多数呼んでイベントを企画。
こちらもTV中継が入って盛り上げようと芸人さんたちが
頑張っていました。
名古屋市南部と知多半島で客の取り合いが起きた訳です。
そんな折に台風の襲来で、開店景気も文字通り吹き飛び
イベントどころではなくなってしまったようです。
経済効果が期待されただけに、どっちに行く気もなかった私も
何だか気の毒というか、残念な気分でした。

2018年8月29日 (水)

『カメラを止めるな』超面白ムービー

話題の映画『カメラを止めるな』を観てきました。
廃墟の中。斧を持って身構える女の子に迫る、ゾンビに
なってしまった元カレ・・・。しかし無情にも監督のカット!
若手女優の表面的な演技に、激しい監督のダメ出し。
イヤな空気の流れるゾンビ映画の撮影現場。
しかし、その廃墟には何やら「出る」という都市伝説が。
そして「本物」に拘る狂気の監督が解き放ったゾンビが
俳優や撮影クルーに襲い掛かる!・・・みたいな。

ゾンビ映画に乱入した本物ゾンビ、という話です。
しかしカットなしで続く映像はアラが目立ち、ヘタクソな自主映画の
ようで、これがあの話題作なの?
しかしこの映画の面白さは後半からで、ぜひ本編をご覧下さい。
評判のよさは「本物」です!
無名な役者さんばかりですが、みんないい演技と、いい味してます。

******

この夏、じんましんが多発しています(私に)。
じんましん、生まれて初めて出ました。

Stay on the scene!(get on up)
Like a じんましーん!(ジェームス・ブラウンね)

しかも発生が朝イチです。
目を覚まして、居間に行くとなにやら右腕に赤いブツブツが。
やがて左手にも。ふとももにも・・・。
1時間半から2時間で消えます。その間、ちょっと痒い。

医者がやってる9時頃にはもう引いているので、医者に行っても
「今は無いんですけど、じんましん出るんすよ」
「あ、じゃあクスリ出しときます」で終わってしまいます。
クスリを朝夕飲むと、出ないのですが、クスリが切れると
朝イチの行事のようにブツブツと現れます。
この夏の暑さが原因か?エアコンかけたまま寝るのが原因?
ストレスでしょうか。

ネットで検索しても、じんましんのメカニズムは分かっていても
原因というのは殆ど特定できないそうです。
だから医者もクスリを出しておしまいにします。
ストレスが原因という説が多いですが、それもざっくりした話です。
朝イチで出るのは、出社拒否症でしょうか。
とりあえず新陳代謝がおかしくなる、この猛暑が終わってほしいっす。

2018年6月20日 (水)

『万引き家族』

映画『万引き家族

カンヌを獲って大注目の映画、観てきました。
平日に観たせいか、高齢者(私もか?)が多かったです。
しかし、私はカンヌだから、話題だからというので観に行く
その辺のミーハーや俄かファンと一緒にしないで戴きたい!
是枝監督作品はデビュー作『幻の光』から劇場で観てるのだ!
江角マキコが女優デビューした作品なので観に行ったということは
ここでは伏せておきたい。当時どえらい綺麗な人だと思ったけど、
なんかあんな感じで引退しちゃって。まあいいけど。

ということで『万引き家族』ですが、私が今更言うのもアレですが
よかったです。
ちょっと一歩引いた感じというか、あえて直で見せない演出が
いいですね。たとえば小さい女の子が親から虐待されていて、
万引き家族が勝手に自分たちの家に連れて帰っちゃうのですが
虐待された傷跡を見て家族が騒ぐシーンでも、普通なら
痛々しい傷跡を画で見せる(お涙を頂戴する)ところですが
セリフで済ませてしまうとか。そういうウエットな内容を
乾いた目線で描いている印象です。

物書きというかイラストレーターだったリリー・フランキーさんが
日本を代表する役者さんになってしまいましたね。
なんか喋り方が田中邦衛さんに似てきたような・・・。
リリーさんがお風呂でお湯をかぶっているシーンで、結構長い時間
お尻が見えていました。カンヌで世界中の人に裸のお尻を見られて
いる気分ってどうなのでしょうか。
安藤サクラさんもヌードのシーンがありましたが、私はリリーさんの
お尻のほうが気になりました。私がインタビュアーならそこを
ぜひ聞いてみたい。
安藤サクラさんの泣きの演技がすばらしく、さっそく映画館を出た後
妻にマネして見せたところウケていました。

2018年4月 6日 (金)

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』

60年代のアメリカ。耳は聞こえるが声が出せない中年女性、
イライザは「航空宇宙研究センター」で清掃員をしている。そこに
ある日、アマゾンの奥地にいたという半魚人が運び込まれてくる。
清掃で半魚人のいる部屋に入ったイライザは、半魚人に興味津々。
ゆで卵をあげたり、手話を教えたりして意思疎通ができてくる。
その一方、半魚人の管理を任されている軍人ストリックランドは
攻撃的な半魚人に対し、解剖をしてこの生物の秘密を探ろうと
計画するのだが・・・。

公開してすぐに見ましたが、今になって記事を書きます・・・。
アカデミー賞作品賞、監督賞などをとるだけあって、なかなかに
面白かったです。SFというよりファンタジーなのですが、
ギレルモ・デル・トロ監督なので、暴力描写が痛いです。

いくら60年代と言っても、セキュリティ甘くないですか?
というツッコミどころのある緩さも備えています。
半魚人を宇宙開発だの軍だのが米ソで奪いあう話なのに
清掃員が半魚人のお部屋にホイホイ出入りできたりとかね。

今なら真っ白な壁の研究室みたいな描写なんでしょうが、
この「航空宇宙研究センター」は、じめじめしたコンクリート
むき出しの床や壁だったりして、工事中の地下鉄かなんか
にしか見えません。そんなビジュアルもなかなか楽しいです。

主演のサリー・ホーキンスという女優さん、知らない人ですが
この人が若くもなく、とりたてて美人でないところもいいですね。
口が利けないがゆえに、半魚人と意思疎通ができるという
設定もグッドです。
ということでデル・トロ版『崖の上のポニョ』お楽しみ下さい。

********

寝て起きると朝に腰が痛くてしかたがなかったのですが、
寝るだけ整体』(アスコム)なる本の寝方を試していたら
朝の腰痛がほとんどなくなりました。
枕を使わず、タオルを丸めて使う方法なのですが、
なかなか効果がありそうです。整体というと体操とか、
ストレッチとかいうイメージですが、寝るだけというズボラな
感じが素敵です。
寝る姿勢の矯正で体の歪みを正すという理論のようです。

最初は慣れませんでしたが、だいぶ馴染んできました。
もしこれで全身のこりがなくなってしまったら、私の唯一の趣味の
「もみほぐし」に行けなくなってしまいます。
お気に入りの指名する女性の先生がいたのですがね・・・。
なんか残念なのは我ながら矛盾している気もしますが・・・。

2017年5月27日 (土)

映画『メッセージ』

このポスターのビジュアルを随分前に見てから、ずっと見たかった
映画です。私にはこの宇宙船は「柿の種」にしか見えないのですが
世間では「ばかうけ」に見えるという声も多いようです。
パロディ画像も出回っていますね。
ばかうけ、食べたことないなあ。
関西生まれなので、ばかうけに馴染みがないせいでしょうか。

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ばかうけ、または柿の種型UFO

さて映画ですが、でっかい宇宙船が12隻、世界の各地、日本だと
北海道に出現します。
宇宙人とコミュニケーションするべく、言語学者の女性が米軍から
招聘されます。宇宙船には会見窓口みたいなところがあって、
ガラス窓越し(?)に、宇宙人と会談できるようになっているのです。
最初、宇宙語(?)で会話するかと思いきや、筆談になります。
つまるところ、この宇宙人、人類に何言いに来たの、何しに来たの、
って話です。

原作はSF短編で『あなたの人生の物語』(テッド・チャン著)
という1篇で、どうも哲学的なSFみたいですね。
宇宙人が出てくるようなSFにも関わらず、始まり方は文芸映画
みたいで、ちょっとタルコスフスキー監督の『惑星ソラリス
なんかを思い出したりしました。
地味な展開で、隣で奥さんがうつらうつらしておりましたが、
途中から目を覚ましていたようです。

見終わったあと奥さんが

「柿の種と思ったけど、飛び上がったら大福みたいだったよね」
というので
「そうかな。俺は”あましょく”みたいだと思ったけど」
「大福だよ、あましょくはもっと、てっぺんが尖ってる」
「じゃあ、大福かな」

そんな映画です。なかなかいい映画ですよ(説得力がないなあ)。

0527_5

われながら、ギャグがなんか昭和テイストだなあ。

2017年3月 4日 (土)

『ラ・ラ・ランド』を、ど・ど・どうぞ

評判のミュージカル映画を見ました。
内容は女優を目指す(が、オーディションに落ちてばかりの)
女の子と、自分の店で自由にジャズをやりたいが、今はしがない
酒場のピアノ弾きの男が出会って恋に落ちまっせ、というもの。

大評判なので、さぞかし満席かと思ったら、ドラえもんを見に来た
子供のほうが多かったです。朝イチだったからか、若いカップルより
映画好きらしき中年層も多かったです。

しかしタモリがよく言う、ミュージカルの唐突さというのがあって
特に最近はやりの「フラッシュ・モブ」て言うんですか?
どうもアレを思い出していかんですな。もっと素直な心で見ましょう。

さてヒロインのエマ・ストーンが出ている映画を見たのは
ゾンビランド』『バードマン』とこれで3回目。前にも
「なんて目のでっかい娘なんだ!おれの目の10倍はある!」と
思いましたが、今回も「11倍はある!」と思いましたね。
彼女の歌声は、いわゆるミュージカル調ではなく、声を張らない、
ちょっと囁き系のボイスで、いい感じです。

ライアン・ゴズリングは、ピアノの心得があるのかなと思ったら、
ミュージシャンでもあるんですね。演奏シーンがキマってます。

ヨメさんにも一緒に見に行こうと言ったのですが、布団在中だったので
一人で行きました。まあ、彼女にはこの映画はわからないだろうね。
私のように一度はハリウッドを目指した者には、心に刺さりましたよ。

2016年11月16日 (水)

『湯を沸かすほどの熱い愛』今年のNo.1

はいまあ、みなさん、こんばんは。N・淀川です。
今夜ご覧なるのは、『湯を沸かすほどの熱い愛』。
まあ、変なタイトル。それもそのはず、これは銭湯を舞台にした映画。
主演は宮沢りえ

宮沢りえは、中学生の娘と二人暮らし。家業の銭湯は夫が蒸発して1年
休業したまま。パートをしながら、なんとか食べてたけど・・・
とうどう、職場で倒れちゃった!しかも医者に行ったら、なんと
「あんた、末期がんですよ、もう余命わずかですよ」言われちゃった。
さあ、どうしよう。落ち込んじゃった・・・と思ったら・・・
このお母さん・・・強いですね。自分が死ぬ前に、何とかせなあかん、
奮起しますね。

まずは、逃げてしまった旦那を探す。探偵雇って、居所を突き止めて
連れ戻しますね。しかしこのダメ亭主。出奔したはいいけど、
相手の女も蒸発して、隠し子連れて帰って来るんですね。

娘は学校でいじめられて、登校拒否になりそうなのを、何とかする、
銭湯も再開させる・・・まあ、たいへんなたいへんな頑張りよう。
これはもう、泣いてしまいますね。でもお涙頂戴の闘病ものとは
一線を隠した本作・・・脚本がいいですね。複線の張り方も上手です。
監督・脚本はこの映画がデビュー作の中野量太、いう人。
まあ、すごい新人出てきました。今後も期待できますね。
さあ、ハンカチ握って、最後まで御覧なさいね。
泣きながらも、ちょっとびっくりなさいますよ。

『湯を沸かすほどの熱い愛』
監督・脚本/中野量太 出演/宮沢りえ、オダギリジョー、杉咲花

これは・・・泣きますね。後半あたりから、劇場のあっちこっちで
鼻水ずずず、という状態で、私の隣の席の女性は、花粉症のごとく
鼻水ノンストップ状態でした。
私は泣いてはいなかったのですが、旦那の居所を突き止めた
子連れ探偵・駿河太郎のシーンでちょっと泣きそうになりました。
結局宮沢りえは、死んでしまうのですが、その告別式の場面で
自分の小さい娘に「これはお葬式と言うんだよ。死んだらもう
会えないんだ。あのあばちゃんにも、もう会えないんだ」という
くだりで「うぐ・・・」となりました。やるな鶴瓶さんの息子。

年相応の枯れ具合の宮沢りえの熱演も、もちろんいいし、娘役の
杉咲花(とと姉ちゃんの妹役とか、ぐっさんと中華食ってるCMの子)
も、若いながらになかなかの実力派ですね。

ゴジラも『君の名は』もいいけど、わたし的には、今年みたなかで
一番の出来でした。邦画といえば、マンガや小説原作のものが多い中、
監督のオリジナル脚本で、全国公開できる実力派監督現る、という
ことで、今後も期待大です!終了しないうちに映画館へGO!

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